紅白歌合戦を見なくなって 何年になるかしら? わ・た・し 74歳
黒沢さんの気持ちと そっくり同じ なんですよ。
歌を聞いても涙も出ない・・・胸が苦しくなることもない
というか 全部聞きたいと思わない。そんなところから始まって
もうすでに何年も前から 紅白自体に興味が無くなりましたので見ていません。
「年末の紅白歌合戦は理解に苦しむ最悪の歌番組だった…僕は」との思いをつづった。
私なんか変骨お婆だから 紅白歌合戦の良さが判らないのだろうかと思っても見たけれど
黒沢さんが こんな風に書いてくださって とてもうれしく思いました。
以前はねぇ 歌手の皆様も 紅白には 今までに着たこともないような最高の衣装とヘアーで
日本一の花を咲かせて下さいましたけれど
いつの頃からか 髪型は普段と同じ 衣装も同じに近い雰囲気で(高級感なし)
(最近の子たちは あまり衣装にお金をかけなくなったみたいよね)
歌はもちろん・・・・なので 昭和のお婆は悲しかったのです。
スマホも Twitterも 無くて まだ電報しかなかったころには
南極の昭和基地から 応援電報が入ってきたりして 大感動したものでした。
(そう言えば 司会者も 日本一でしたよね)
赤が勝つのかしら 白が勝つのかしらと 最初から最後まで
家族そろって 本気で応援したものでしたけれど・・・
・・・ほんとに ほんとに 良き時代だったわ
~ふるさとは遠きにありて~ (室生犀星の詩による歌曲)
どういうわけか この歌を思い出しました。
室生犀星「小景異情 その二」/遥奈
私の母を思い出します
嫁にやるまで 真綿にくるむようにして育ててくれた両親を思い
八人もいた兄弟姉妹を想い
朝に晩に眺めていた故郷の山を思い 母の部屋には
その山々の写真が いつも壁に貼られていました・・・
その写真は ちゃんとお棺に入れてあげましたから
今は 家族そろってみんなで懐かしがっていることでしょう。