自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

三九郎の名目とは

2012-01-10 17:57:53 | 日記

昨年暮れに我が家のポストに近所の神社札が入っていた。我が家はこの神社に初詣などには行かないし縁が無い。その時はなぜ入っているのか不思議であった。気持ちが悪いので行きつけの神社で初詣時に昨年の破魔矢等と一緒にお炊き上げ一式として引き払った。そんな三が日から数日後の事。
我が地域では旧正月に三九郎を行う。地域の河川や空き地または休耕田などを借りてそこに山から切って来た木を中心に立てて周辺に竹やら松やら正月飾りを巻き付ける。それを作った次の日か数日後の早朝に木々の塊オブジェに点火して巨大な焚き火アートを行いその火で餅焼いて食べるとその年は健康に・・・・(以下略)と言う伝統行事らしい。当然近所から正月飾りを回収しなければ成り立たない。実はその旨伝える回覧が昨年のうちに来ていた。内容は正月明けの1月X日に回収に伺います。その際協力金200円をお願いします。
ウン!?、回収は理解できるが協力金って何だ?。その時には疑問を感じたがそのまま読み流してお隣さんに回した。
さて当日来ましたよ。親じゃなくて小学生がね、それも2人で。”門松やダルマ、お札を貰いに来ました!”って元気良く。事実ウチには無いので”ごめんねウチは門松飾らないんだよ。ダルマは神社に出しちゃったよ~、それに神社札もないから持って行って貰う物は無いよ”と答えた。そしたら"○■神社のお札は?"と聞いて来たので不思議に思い"僕(君)はなぜ神社のお札がおじさんの家にあるの知ってるのかな"と尋ねたら"だってどの家にも配ってるし僕たちは毎年集めているし・・・"。あーやっぱりね。近所の神社は子供会と結託して子供達が回収する”ネタ”を各家庭にばら撒いているんだな。それにしても子供使って姑息な方法だなぁ。まぁでも子供の証言だし証拠はないけど(ニガ)
しかし違う神社でお炊き上げしちゃったのは確かなので"オジサンの家は☆△に毎年お参りに行くんだよ。お札はその☆△に預けて来たんだ。ウチは神様が違うからね"。あーっ、子供にはちょっと難しかったかなぁ。でも社会勉強と言う事で(笑)。そうしたら何か2人で小声でヒソヒソ話しているので少し放置しておいたら片方の子供が”おじさん、200円は?”と・・・、流石にもう一人が”おいっ!”と突っ込み入れて黙らせてました。
”そう言う事なんだ。ごめんね、おじさんの家は三九郎見に行かないし三九郎で燃やす飾りも無いからね”と返事すると”わかりました、お邪魔しました”と帰っていかれました(爆)。
なるほどね子供なりに悩んでたんだなと少し笑えました。

実は我が家は自宅で年越しはしません。昨今は色々な正月の過ごし方がある現代ですからね。でもこの方法だと訳も判らず200円払っちゃう人居るんじゃないかな。相手は子供だし仕方ないなとか、年寄りなんか特に可愛い孫みたいなのが来たからお年玉やるつもりでとか。
しかし矛盾していますね。廃品回収の時には有価物を徹底的に選別させ親が各戸を回り玄関先に有れば何も言わずに回収するのですが、三九郎に関して子供だけにやらせてしかも協力金を徴収させます。それと証拠はありませんが大晦日数日前に神社はお札を各戸に勝手に配り三九郎の時期に小学生に回収させていたとするならば確信犯的なモノを感じてしまいます。

しかしこれって何でもカンでも地域でする事だから協力するのが当たり前って考え方ですかねぇ。色々習慣化を進めて”あわよくば”なんて考えているのでしょうかね。ホント子供まで使ってwww。

昨年牛乳パック下さいって少年が来ましたけど子供会主宰と言い三九郎集めの方法と言いこの地域はおかしな独特さがあるんでしょうな。いやぁ住み難いです。