線路の下に置かれている(敷かれている)枕木。普通は線路に対し横に置かれているものですが、線路と同じ方向で敷かれている枕木を最近時々見かけます。
写真はJR横浜駅で撮影したもので、これまでの枕木とは全く異なる構造をしています。
この枕木については以前から鉄道総合研究所のHPで紹介されていたので、知っていて、横浜駅で使用されているのも知っていたんですが、なかなかご紹介する機会がなく、今日となってしまいました。
で、この枕木ですが、ラダー軌道と言うそうです。初期敷設時はこれまでの枕木より高くつくらしいのですが、これまでの枕木より狂いが少なく、メンテナンス費用が安く済むため、トータル的にはコスト削減になるのだそうです。
また、ラダー軌道には現在バラスト・ラダー軌道とフローティング・ラダー軌道の2種類があり、写真(横浜駅の)はフローティング・ラダー軌道のようです。
枕木の下はこんなふうになっています。