<アジサイと、生まれて間もないトノサマバッタ>
“ついり”と、読むのだそうです。
先日テレビで
お天気おねえさんが紹介していました。
栗の花が落ちると、梅雨入りになるので
そういうのだとか。
(大阪で暮らしていた時には、ありえないことですが)
庭には栗の木がありまして
それを聞くや否や、確かめてみると・・・
なんと!栗の長い長い花が、数本落ちていました。
というわけで・・・
今年も梅雨入りしたんですね。
でもなんでこの花から、あの栗の実が?!
新たなギモンが湧いてきます・・・
僕たちがこの家に出会ったのは、3年前の今頃。
ちょうど梅雨の真っただ中で
その日も雨が降っていました。
売りに出されていた古民家で
普段は、締め切られていたのでしょう。
薄暗い玄関を入ると、ホコリとカビの臭いが鼻をつき
玄関の土間は、水でも撒いたかのように
ビショビショでした。
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<after>
でも室内は、ひんやりと涼しく
外の蒸し暑さが嘘のよう。
縁側に腰をおろすと・・・すっかり落ち着いてしまいました。
庭の向こうには茶畑が見え(にくかったです。当時は・・・)
そのまた向こうには山が見え
何時間でも、何日でも
眺めていられる気がしました!
要するに、ひとめぼれしちゃったんですね。
<before>
<after>
僕たちが、縁もゆかりもない三重県のこんなところで
カフェを開業することになったのは
昭和17年築の、“この家”との出会いがあったからです。
雨の日、客席から景色を眺めていると
とってもいい気分!
萌え出た新緑が、しっとりと雨に濡れ
日ごとに、その緑が濃くなってゆきます。
実山椒の木もあって
今年はこれだけの収穫がありました!
晴れても、雨でも、雪が降っても
どんな天気でも、“良い天気”。
草や木、虫や鳥、シカやイノシシやサル・・・
さまざまな生き物たちと
一緒に生きていると実感できるから
そんなふうに思うのかもしれませんね。
はるのん1号