休業日だった4月16日。
カフェ葉流乃音から車で約10分のところにある 「三多気の桜」を見に行きました。
真福院というお寺の参道沿い、約1,5kmに渡って
平安時代が起源とされる山桜、約500本の並木が続いています。
棚田に映る桜の風景が美しいことから
国指定名勝「さくら名所百選」にも選ばれています。
けれど近年、樹木の傷みが目立ってきたようで・・・
幹が空洞になっていたり
朽ちて向こう側が透けてしまっているのもあります・・・
昨年の相次ぐ台風の襲来で、被害にあった木もたくさんあったと聞きます。
このため、樹木を管理したり、新しく苗を植えたりして保全に努めておられます。
この春、津市もこの地区を「三多気の桜風景保全地区」に指定し
地元の方々と共に、景観整備に力を入れることになりました。
三多気の桜はヤマザクラで、花と同時に葉も出ます。
つぼみの柄が長く、下向きにぶら下がるようについているのが特徴みたいです。
参道沿いに、かやぶき屋根の家が一軒残っています。
国登録有形文化財に指定されている「田中家住宅主屋」です。
お花もきれいに手入れされていて、ほっこりしますね~♡
真福院の山門前には、杉の巨木が2本
狛犬のように出迎えてくれます。
この日はカメラの放列も・・・
その間から私も1枚・・・
棚田の水面に映える桜の風景。
歳月や風雪を乗り越えて
この春も見事な花を咲かせてくれました♡
せいいっぱい、棚田に身をせり出している桜。
みんなの期待に応えてくれているのかな・・・?!
折れても、切られても、枝を広げて花をつける桜の木・・・
いつまでも大切に、人々から愛される桜でありますように。
いつもながら心やすらぐ里山の風景。
背中に春のひざしを受けながら、ココロ満たされて山を下りました。
毎年の変わらぬ営みを、大洞山もおだやかに見下ろしていました♡
この三多気地区と同時に、津市景観計画の重点地区に指定されたのが
カフェ葉流乃音がある奥津地区。
「須郷の里景観保全地区」として、住民と行政が協同して
街並みを守っていくことになりました(^^)v
おめでとう~ございま~す \(^o^)/
このブログで、これからも須郷の里のイイトコを
お伝えしていきたいな~と思っております(^^)v
はるのん2号