【最新のNEWS/朝日新聞】 - 南天の天の川の前を横切った「はやぶさ」
地球を旅立って7年。約60億キロにわたる長旅を終えて小惑星探査機「はやぶさ」が、再び地球に戻ってきました。多くのトラブルに見舞われながら、世界初の小惑星往復に挑戦し成功した小さな探査機の最後の姿を、多くのファンが見守った。
相次ぐ困難を乗り越えてきた姿に共感した人は少なくなく、ネットなどで「はやぶさ君」として人気者になりました。 又、カプセル回収に現地に足を運んだファンもいました。東京都世田谷区の公務員秋田雄一郎さん(35)は、分離されたカプセルが着地する予定の砂漠地帯までレンタカーを約800キロ走らせた。目標に向かってあきらめない研究者の姿勢に自分の人生を重ね、夢を実現するため転職を決意したという。「はやぶさと、宇宙機構の人たちから決断する力をもらった」との事。今回の飛行は多くの方に勇気と希望をもたらしてくれたようです。