【最新のNEWS/AFP】- 昔々の7万年前、太陽系からおよそ8兆キロの距離を1個の恒星が通過したとの研究論文が17日、英学術誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ」に掲載された。これは宇宙の基準からすると、太陽系史上最大の「危機的状況」だったという。
米国、欧州、南米の天文学者らからなる国際研究チームが発表した論文によると、最近発見されたこの暗い赤色矮星「ショルツ星」は、オールトの雲として知られる、太陽系外縁部を取り巻く彗星の集まりの中を通過した可能性が高いとの事。
この時の距離は、現在のところ太陽系に最も近い恒星のプロキシマ・ケンタウリまでの距離の約5分の1で、これまで知られている中でこれほど太陽系に接近した恒星は他になく天文学的スケールでは、8兆キロ ! でも「最接近」であるそうな。ショルツ星は現在、20光年離れた距離にあるという。もう少し近づいていれば危なかったらしい。
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