(今回はコンサートの様子を詳しく書いた長文なので、時間ある時ゆっくりお読みください。)
10月23日(水)
私達セブ・アンサンブルのコンサート第二弾、旭川公演の日を迎えました。
前日から旭川入りして、ステージの仕込みをしていたメンバー達も、私と同じくホテルの窓から外の雨を見てお客様の足元を心配していました。
会場に着くと、受付などのお手伝いをしてくださる琴美会の神居住民センターの生徒さんスタッフも早めに到着。さっそく準備を始めてくれました。
午前中はその方々にリハーサルを見ていただき、あっという間に開場の時刻
に。ササッと琴美会のはっぴを着て、テキパキとお客様の対応をする姿に感謝、感謝です。
ステージでスタッフさんに写真を撮ってもらいました。
会からこんな立派なお花までいただきました。(写真は家に帰ってからの撮ったものです。)ステージに飾ってくれました。
ホワイエ(客席の入り口の前)で、私達が2年かけて作成したDVDも販売しました。これも生徒さんが担当してくれました。
うちわのトピックスで申し訳ないですが、こんな事がありました。
お昼頃、楽屋に元のメンバー、中富良野の髙橋先生と富良野の林先生が差し入れを持って訪ねてきてくださいました!何と20年ぶりの再会でした。感激のあまりハグ&あふれる涙‼️かつてはセブ・アンサンブルのメンバーとして、旭川市では上川合同庁舎のロビーコンサートで共に演奏した先輩であり、仲間でしたから、
永い月日を経て、感動の再会となりました。お二人の先生には感謝、感謝です。
ステージで調弦をして…
影アナウンスは今年も大和の担当です。「皆様本日は…」
そうこうするうちに…
13:30開演の時刻がきました。
メンバー輪になっていつもの「セブ・アンサンブル、ファイト〜!」
どんちょうが上がり、1曲目はディスコナンバーから「宇宙のファンタジー」
衣装もシルバーのドレスです。ステップしながら弾くとスパンコールが反射でキラキラ光ります。舞台照明さんがミラーボールを使って嬉しい演出をしてくれました。
2曲目は「ひまわりの約束」ドラえもんの映画の主題歌だそうですが、ステキな曲なので感動的に弾きました。
それから私達の使っている大正琴の種類について説明と、実際にそれぞれの音をひとつずつ弾いて聴いていただきました。ソプラノ、アルト、テナー、弓奏のヴィオリラ、そしてベース。伴奏音源の
ローランドのミュージックプレーヤーも紹介しました。
3曲目はそのパート音を生かしたアンサンブルで。伴奏リズム無しのアカペラで「小さな木の実」続けて4.ミーシャの「Everything」。
5曲目は、テレビで昔放送していたアメリカのドラマ『奥様は魔女』のテーマと
ジブリの『魔女の宅急便』の「ルージュの伝言」のメドレー。
6曲目は私達のオリジナル曲「やさしい風に…」
7、民謡の「八木節」。
そしてガラッと雰囲気を変えて、
8、弘田美枝子の「人形の家」ステージはこんな背景でした。
そして第一部のラスト9曲目は、お客様もダンスに参加いただいて、郷ひろみさんの「GOLDFINGER'99」
「アーチーチ、アーチ!」という、あれです。演奏する前にお客様と、ゆっくりから手振りを練習。演奏が始まると、お客様も笑顔で合わせてくれました。
客席では、琴美会のみなさんがこんなうちわを持ってきて応援してくださいました!
休憩の後は、いつもの「歌謡メドレー」お客様は歌詞カードを見ながら歌ってくださいました。
全員で「東京ラプソディ」
石田&西野で「いつでも夢を」
山腰が淡谷のり子の「別れのブルース」
立花が春日八郎の「別れの一本杉」淡谷のり子さん?にラブアタックしますが、振られてしまいました。
大和が三善英史の「雨」お客様、大きなお声で歌ってくれました。
西野がアグネスチャンの「ひなげしの花」
石田が鳥羽一郎の「兄弟船」長すぎるズボンをそっと持ち上げながらの演奏。
立花が八代亜紀の「雨の慕情」
山腰が「星降る街角」
大和がアン・ルイスの「六本木心中」
石田が中森明菜の「ミ・アモーレ」
山腰と立花でウィンクの「淋しい熱帯魚」半分はダンスでした!2人で練習してたねー。
西野が寺尾聰の「ルビーの指輪」お芝居、いや、小芝居?ウインクの2人にルビーを渡すと、ゴミ箱ふたつに分別して捨てるというシナリオ。
大和と石田で鈴木姉弟の「ロンリーチャップリン」
ここから5名全員でチェッカーズ「涙のリクエスト」
坂本冬美の「夜桜お七」
小椋佳の「愛燦燦」
ラストの曲は布施明の「君は薔薇より美しい」
アンコールいただいて、古賀政男先生の「影を慕いて」これはリズム伴奏無しで。これぞ、『ザ大正琴!』
再度のアンコールで「東京ブギウギ」
これで全曲終了となりました!
このように書き出してみるとすごく多い曲数ですが、私達はあっという間でした。
すぐロビーへ走って、お客様のお見送りをしました。
今回でなんと12回目となったコンサート。メンバーとは25年以上?加わってきたタイミングは少しずつ違いますが、こんなに永いお付き合いになるとは、はじめは予想してなかったことでしたが、
それは絶対いい事なんですよね?どうしてこんなに仲良く続いているのか?
それは大正琴って楽しいからですよね。
講師である私達が、「大正琴でこんな事もできるよ!」と見ていただいて、
生徒のみなさんをはじめ、一般のお客様にも楽しさをお分けすること。見ていて楽しかったと言っていただけるコンサートにする事。
「コンサート見たら大正琴のイメージが変わった!」と、よく言われます。
それは、いい面もあり、「求めていた大正琴ではない」というウラの意味もあるでしょうね。なので、そこのところもちゃんと守っていかないと。
「影を慕いて」のような曲は必ずプログラムに組んで、私達が恩恵を受けている事を伝えていくべきですよね。
さあ、コンサートが終わりましたが、今後の事を1ヶ月後にメンバーが集まって話し合うことになっています。
メンバーの考えを集めて、また一歩から準備を始めます。
今回は大変な長文となりました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
季節がこれから寒くなっていきますので、みなさん体調にくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね!
それではまた〜(^^)/~~~