こんにちは。今回はかなりの長文ですので、
お時間あるとき、ゆっくりお読みください。
9月9日(金)【札幌公演 前日】
今年のコンサート第二段! (といっても、これで終わりになりますが ( ´艸`))
今日は、札幌公演の前日 となりました。
札幌も前日からセッティング・リハーサルを行います。
朝も早々に会場入りしたスタッフとメンバーたち。
会場は、毎年お世話になっている、札幌市厚別区の『サンピアザ劇場』です。
さっそく旭川と同じセッティングを開始。
奮闘する本部長。きちんとラインを止めてメンバーの足元を安全に。
今回のスポットライトは、うちの長男が担当することに。
「あ、健太郎です~よろしく~。いぇい。」
さっそく音出し。ひととおり演奏、演技を通しでやってみます。
今回の全体照明は能登さん。
トランシーバーで音響卓の本部長を連絡しながらの作業です。トランシーバーのテスト中。
札幌公演では、菊池も参加します。
「久々の演奏、がんばるわよ。(菊池)」
男たちはちょっと休憩。あれ?真ん中にいるのは誰?
実はうちの主人も手伝いに参加・・。
その間、メンバーも最終打ち合わせ。
この日は18時くらいで切り上げ、あしたに備えて、あとはゆっくりします。
みんないったん帰宅。旭川からの石田家3人は宿泊しました。
9月10日(土)
さあ、本番の日となりました!わくわく、ドキドキ!
ところが~~・・? 曇りのはずの天気が・・なんと
雨降り!しかも、かなりの雨・・「え~ なんで~?」
「お客様、来てくれるかなぁ。。(;´・ω・)
朝9時。もう全員ステージに来ています。とにかく音出しして、着替えます。
「やるっきゃないね。お客様、きっと来てくれるよね? だいじょぶ!(あき)」
今回の第一部はこのドレスです。
ゴールドのサテン生地で・体系カバータイプ?(笑)どう?
旭川のとき、生徒さんに「先生たちの胸、ど~なってんの?」とタッチされてしまいました( ´艸`)
能登さんが楽屋にきて、
「お客様が外に大勢立っているので、開場時刻早めて、もう入ってもらいますね~」
「えっ?15分も早いね。でもこの雨の中、大変だからね。」
もう、がやがやと、にぎやかな客席。いよいよだわ~。
定刻が来ました。
円陣組んで「セブ・アンサンブル、ファイト!」「おおお~。」
いよいよ本番開始!
1曲目はジャズのナンバーで、『Sing Sing Sing』 リズムにノリノリで始まりました。
次は私のMC。マイクを持って客席を見ると・・なんと!
ほぼ満席?! すごい! いきなり感激。お客様には感謝の言葉しかありません。
「雨でお足元が悪い中、ありがとうございます~。」
2曲目はクラシックの曲から『展覧会の絵』をアカペラで。
続いて『ムーン・リバー』、琴の紹介とメンバー紹介。その後
オリジナル曲の『やさしい風に・・』。アルゼンチンタンゴの『エルチョクロ』。
民謡から『黒田節』映画音楽から『雨に濡れても』
第一部の最後は、『コニー・フランシスメドレー』
このメドレーの説明は、今年2年目、コンサートの参加はまだ今回2回目の
西野正美が担当しました。メドレーの説明は長いので大変です。
「みなさん、コニー・フランシスさんていう歌手をご存じですか?」
という始まり。 客席からは、「う~ん?」「しらな~い」との声。
「日本では、そのヒット曲を、青山ミチさん、弘田三枝子さん、伊東ゆかりさん、中尾ミエさんなどの歌手がカバーして・・」というと
「あああ~~。」とざわめき、うなづくお客様の顔は、期待に満ちています。
もう客席と会話しているようなMCになっています。まだ2回目とは思えない。
西野が自分の立ち位置に着くと、リズムスタート!4曲のメドレーのはじまりです。
にぎやかな『Vacation』から始まり、
ゆったりとしたバラードの『ボーイ・ハント』はメインのメロディを山腰が、弓を使った奏法でせつなく弾きました。
またまたリズムの速い『ロコモーション』、全員でステップ、手を振る動きも。
最後の曲は西野からなぞかけ?していましたが、お客様は、すぐおわかりだったようです。それは
『可愛いベイビー』。客席から、盛んに手拍子をいただいて、大きな拍手も。
にぎやかに無事、第一部が終了しました。
休憩をはさんで第二部は、毎年恒例の、なつかしいヒット曲メドレーですが、
今年の趣向は『なつかしのテレビ・ラジオ番組テーマ曲メドレー』です。
テレビがまだ家庭に普及していない時代の、ラジオ人気番組『昼のいこい』のテーマにのせて、ここで初めて、菊池が登場しました。
ラジオのキャスター役。ステージ上手(かみて)前側に机。その上には卓上マイクがあり、菊池はヘッドホーンをつけて椅子に座ります。
アナウンサーらしい口調で・・「みなさん、昼のいこいの時間です。今日は・・」
お昼のひととき、たくさんの視聴者が楽しみにして聞いていた、お便りのコーナー。(この番組は今も健在とのことですね。)本当にほっとする感じのナレーションで、今回の趣向も説明してくれました。
つづいて、NHK朝のテレビ小説から『おはなはん』。衣装が本物?旦那様は中尉だったんですね~。おはななん役は立花、着物に袴のかわいらしい衣装です。
中尉役は山腰。軍服も凛々しく(りりしく)敬礼していました。
続いて、短時間で着替えて菊池です。
以前、命にかかわるほどの大病をしたのですが、元気になってよかった!曲は『鐘の鳴る丘』より『とんがり帽子』というなつかしい曲。お客様は歌詞カードを見ながら、きれいなお声で歌ってくれました。
菊池の衣装は、背中にとんがり屋根のアップリケをほどこしたデニム風のシャツ。
わざと背中を見せています。
そして次は~!これです。(写真は練習のとき撮影したものです)
これ、段ボールで出来ているんですよ~。・・乗るのは、この方!
はい、月光仮面さん(荻原)です。(*`艸´)ウシシシ
www..いやにスピードのないバイク。って足こぎかあ?
爆笑をいただいたあとは・・
これもNHK朝ドラの、『おしん』。赤ちゃんのリアルすぎる泣き声でおしん(西野)が登場。赤ちゃんをおんぶして「泣くな、泣くな、おめえが泣けば、おらも泣きたくなる。」というセリフ。舞台の前側で洗濯の演技、難易度高い曲を弾きました。
次は『必殺仕掛人』、立花がキーボードの山腰を仕掛けるシーン。
その後、スポーツ根性もの、いわゆる『スポ根もの』3本。
『柔道一直線』(大和)
『俺は男だ!』より『さらば涙といおう』(荻原)
『サインはV!』(石田)
メドレーも終盤にさしかかり・・
『モンキーマジック』(大和・立花・山腰)
動きがおもしろ~い!これも爆笑でした。
『渡る世間は鬼ばかり』(石田・西野)リアルな岡持ちもあり・・。
火曜サスペンス劇場より『聖女たちのララバイ』(山腰)
そして、ここから全員で、『岸辺のアルバム』より『Will You Dance』と
プロジェクトXより『地上の星』
これでメドレーが終わりました。その後、井上陽水の『夢の中へ』。
『天城越え』『ベンチャーズ・メドレー』でプログラム終了。
うれしいアンコールが2回も。『黄昏のビギン』と『東京ブギウギ』で終演となりました。たくさんの拍手と声援に胸がいっぱいで、心から深いおじぎを・・。
「きっと汗でメークが落ちて、ひどい顔だろうなあ・・。」と思いながら、その後玄関ロビーへ直行。お客様をお見送りしました。
「良かったわ。毎年、どんどん良くなりますね。」と、うれしいお言葉もいただきました。本当にたくさんのお客様が入って下さり、感謝、感謝です。過去最高の入場者数でした。
今年も無事、盛会となり、メンバー・スタッフともどもたいへんうれしいかぎりです。また来年に向けて、新しいプログラムを立てて、作り上げていきます。
メンバーは全員、気持の通じ合う、大切な仲間。
お互いを思いやり、これからも楽しくやっていきたいと願っています。
長文読んでいただき、ありがとうございました。
これからも頑張って、大正琴の魅力を追求するコンサートを続けたいと思います。
みなさま、今後ともよろしくお願いします。
≪ セブ・アンサンブル ≫ メンバー紹介
菊池睿子(きくちえいこ) 【札幌市】
大和弥生(やまとやよい) 【千歳市】
山腰亜希(やまこしあき) 【江別市】
荻原愛子(おぎわらあいこ)【江別市】
立花朱美(たちばなあけみ)【札幌市】
西野正美(にしのまさみ) 【千歳市】
石田文子(いしだあやこ) 【旭川市】