*最初に、ごめんなさいです。最終編の前に訂正補足です~。前回の『アーティチョーク』のお店は、ベジタリアンのみのレストランではなく、お肉もお魚もメニューにあってとってもおいしいそうです。(facebookでHiRoさんからコメントいただきまして知りました、すみません(;^ω^) 私たちも、また訪れることがあれば、他のメニューも試してみたいです。
さぁて、いよいよベルギー旅行記の最後です。
2018(平成30)年 6月6日~6月15日、8泊10日に渡る私たちの『ベルギー遠征』。
事のいきさつは前にも書きましたが、あらためて。
2年前の6月に、東京の大正琴の先生、柴田恵子先生と、ご友人でベルギー在住の日本人画家、HiRo彩霞さんが私たちの稽古場にいらっしゃって、「ベルギーで演奏しませんか?」と。
それからちょうど2年後。わたしたち『セブ・アンサンブル』7名のメンバーのうち、4名のメンバーで、この大役を果たすことになりました。
世界に展開する『Friendship Force(フレンドシップフォース)』というボランティア団体の、ベルギー・ルーバンクラブが主催する
ヨーロッパ大会を楽しく盛り上げるための演奏をすること。これが私たちの役目でした。
大正琴は日本国内では多くの流派があり、それぞれ素晴らしい活動を展開して、楽しまれていますが、
この楽器がヨーロッパ各国のみなさんに、どう受け止められるのか、出発前は心配でした。
大事な発表の最中に、私たちが大正琴を演奏する事が、出席者にとってどうなのか? まったく無視されるのではないか・・?
しかし結果は、そんな心配を打ち消してくれるように、参加者のみなさんは私たちに好意的でした。
演奏中は両手を挙げて、左右に振って笑顔で応えてくれました。
主催側のルーバンクラブのプレジデント(代表)のデニーさんと奥様のグレタさんはじめ、HiRoさんを含めたクラブのみなさんの考えてくれた私たちの演奏企画は、選曲はじめ、演奏するタイミングも、絶妙だったのです。
演奏は、始まりのとき、スピーチの交替のとき、終わりのとき・・事前にスピーチの内容に合った選曲もしていただいていたので、会場の皆様はのりのりで、とても暖かい空気で包んでくれました。
ベルギー在住の日本人歌手、みやぎさんとの共演もあり、
終わってからは楽器を囲んで体験コーナーも。
「大正琴演奏がヨーロッパのみなさんにも受け入れていただけたんだ!」と実感させていただき、本当に幸せです。
パーティで、ヨーロッパ各国の皆さんと触れ合うチャンスもいただきました。
ルーバンクラブの皆様、心から感謝します。
そして後半はHiROさんの案内で、ブリュッセル、ブルージュ、オステンド、アントワープをゆっくり見て回ることができました。
ブリュッセルの グランプラス。
ブリュッセル市内の電車。途中でストップして降ろされるアクシデントもありましたっけ。
バスに乗ったり、
列車に乗ったり、
乗り物も楽しかった。
ブルージュ。
オステンド駅から行ったヨハンさんの家。
アントワープ駅。
駅の天井ドーム。
ステンドグラス。
そして、おせわになったHiRoさん宅での楽しい時間・・。
空港へ向かう時刻が近づき、HiRoさんが大型タクシーを呼んでくれました。それからお庭で、写真をとってくれました。
美しい『あじさい』に囲まれて。 HiRoさんお世話になりました。
大きなワゴンタイプのタクシーが、早めに到着。私たちのたくさんの荷物を積んで、それでも5名全員一緒に、1台に乗ることができました。
ブリュッセル空港に到着。運転手さんが荷物を降ろしてくれました。
カートは外の駐車スペースにたくさんありました。
出国手続き、検査、税関・・長い列に並んで、なんとか無事通り抜けました。
HiRoさん、本当にありがとうございました。とてもお疲れでしたでしょうに、最後まで私たちのために最善をつくしてくれました。
空港で手を振るHiRoさん。
ヨーロッパ各国のみなさんと交流できた事。
大正琴の音色を楽しんでいただけた事。
ベルギーの伝統ある建築物、風景、芸術作品、世界の楽器を見る事ができた事。
どれもこれも、とても幸せな体験でした。
どこへ行っても(お店の中、乗り物の中、聖堂や博物館の中も)外国人の私たちに好意的だったベルギーの方々。ありがとうございました。
食べ物も違和感なく、おいしくいただきました。
『セブ・アンサンブル』のメンバーとして、これからの活動を考える上でも、今回の遠征は大きな経験として生かしていきたいと思います。
帰りの飛行機の中で、「さあ、これからセブは何をすべきなのか?」と考えたりしました。
HiRoさん、
デニーさん、グレタさんはじめ、FFルーバンクラブのみなさん、
今回のヨーロッパコンファランスに参加したメンバーのみなさん、
ヨハンさんご夫妻、
柴田先生、
今回参加できなかったセブメンバーたち、
佐藤本部長、
快く私たちを応援してくれて、送り出してくれた生徒のみなさん、
私たちを長期の旅行に行かせてくれた家族たち、
そしてこのブログを読んでいただいてくれたみなさん
すべての方に感謝します。
これからも、『大正琴の可能性』を追求するため、私たちは進んでいきます。よろしくお願いします。
旅行記は終わりますが、ブログは続けますよ。
では、来月また書きますね~、ありがとうございました。
(^.^)/~~~ また読んでね~。
P.S.
文章の中に入れていない写真が、画像フォルダにたくさんありますから、
それも見ていただけるとうれしいです。