今年90才の姉から 電話があったのは ついこの前であった。
「何だかしらん 食欲が 無くなったね。体重も39㌔にへってなあ。」
これは 大変だ 声も普通じゃない。ここが都なら 「すぐ病院に行かんね。」
「そうか 病院に いっても お医者いない。」
結局は 鹿児島の病院に 入院し 体重も元に返ったと知らせを受けた。
人生苦もあれば 楽もある。悪いことばかりじゃない。冬の後には羽目がやってくるんだ。
「そう 思うのだが なんと 苦しみ多き 人生他でつたね。」
テレビで水前寺清子さんが 久しぶりに お目にかかった。あの元気な水前寺さんすら 脊椎間狭窄症
で悩んでいるという。足の指先が 氷のように 冷たくなって 痛くなる。ほっとくと 歩けなくなる。
そういうことよる自嘲気味に笑いながら 四苦八苦ってこんなことかね。
話は一転するが、集団的自衛権から派生した国民感情の異変に
気がついている人たちが 増えてきていることに見える。『勇ましいことは
いいことだ。」日本人よ胸を張れ。日本に誇りを持て。
もし、日中戦わば。日韓10分でギブアップとか。
私も戦前派だから、そんな考えには抵抗する。日本国憲法は
私にとっては かなり優れたものである。理想的憲法である。
アメリカのかさの中で戦後日本は平和だった。これ日米同盟
安全保障のおかげ。それだけじゃないだろう。
もそんな日本だったら誇りをもてるのか。アメリカ抜きでは
生きてこれなかったのか。
誇りを持つということは アメリカによって徹底的に破壊された
国土を復活させた日本人を誇りに思う総理大臣が出ない
限り日本人は不幸なの手ある。戦後60年平和を守ってきたのは
日本人たちの死セ不審ではなかったのか。屈辱に耐えつつ平和に
徹した国民がいたから、総理も大きな顔して国際政治で名誉ある地位を占めたわけではないのか。