学校から 帰って かばんを 放り投げて 遊び仲間の 昭平を誘い言った。彼は手伝いで家にいなかった。
仕方が無いから 一人で川遊びに行った。川上の堰のそばに 深みがあることは 知っていたが 其のそばに
川えびの生息地がある。夢中になって えびを 追っているうちに 足を滑らせて 深みにはまってしまった。
恐怖で姿態は自由を失ってしまった。「ワーとか ウー」とかいってばたばたしていたんだろう。
めったに人が通るところではない。苦しいという感じは意識のある間は有ったろうが 何もわからなくなっていた。
気がついたら 昭平のお父さんが 一生懸命まッ座時をしていた。思い切り泣いた。「何で一人でこんなところに
記なさった。』大変お灸をすえられて 家に連れ帰ってもらった。
それから、2,3年たった。いたずらが過ぎて 父を怒らせてしまった。父は長兄に命じて 私を柱に縛り付けさせた。
換算とした 夏の暑い日だった。そこえ 暇をもてあました いたずらっ子の姉がやってきた。
私を見つけて げらげら 笑っている。「こいつ 縄が解けたときを覚悟せーよ。
おてんば 周は 床の間の長兄の 空気銃和見つけた。悪魔に見えた。銃を構えて「「死刑執行」といいながら
引き金を引いた。一瞬 姉は銃を放り投げて 泣き出した。
私の頭の上の柱に縦断が 突き刺さった。祖母がおくから出てきた。
祖母は 私の縄を解きながら 父をよぴ゛に行かせた。父親があわてて帰ってきた。
ほんの一瞬野出来事であった。この話はほとんど誰も触れなかった。
姉の口からぽろっと当時のことが話された。長い間 気にしていたんだ。
こんな話はほかにもあげれば数知れず。ほんと 仕方ない奴だったんだと 自分を
振り返るときが最近多くなった。回顧趣味はあまりいいことではないな。