「はい 皆さん 老後 資金として 必用な 金額は いくらでしょう.
1000万 2,000万 其れも 3,000万?」
事も無げに 言い放つ 公共放送の アナウンサーその無神経さ その傲慢さ 一生懸命
庶民の不安を 煽る.
「ねつ これがいまの時代よね. 1000万以上 老後に備えるなんて 普通のことなのよ
家なんか 亭主の稼ぎが悪いから その日の食い扶持にも 事欠いているのに
亭主は 黙って立ち上がって 窓の外の梅雨空を 見つめて 涙が一滴 ほほを伝った.
私は 「この野郎」とブラウン管越に アナウンサーをにらみつけた.
もたざるものの 僻みかとそのアナウンサーが嘲笑しているように見えた.
葬式番組 料理番組 健康番組 NHKは結構 商売上手である.
小泉純一郎 久しぶりだ.テレビで語っていた. 兎に角 彼らは頭のいい連中だ.
すっかり 足せ増されて 原発擁護論者になっていた ただの人間に返って 各方面で
しらべてみると あの原発は たいへんな代物なんだ ということか よーく解った.
政府は 日本の原発再稼動 は世界一きびしいんだというが どこがどうきびしいか言わないでしょう
彼のスエーデンの原発見聞記を披露した
「だから 再稼動の条件に 電力会社にゴミ処理場備え付けの義務を負わせたらいいんだ
「そうだ」と亭主は思った 家庭に波風立てる番組より 原発がたいへんな代物だということを
国民に知らせるのが先だろう 「お前らの基準に合わせて 老後が過ごせるか.」
「どつこい」一円のたくわえが無くても 生きて見せるから 余計な心配するな
明日は大雨警報が出そうだ