伝わること・・・

 

アリドウシ　　備前鉢仕立て

 

 

 

今日も冷えましたね～　風がない分、少しだけ助かりましたけど＾＾

立春も過ぎたことですし・・あともう少しの辛抱ですね。

 

さて本日は、先日の悪天候の為に延期になった打ち合わせに出かけ

その帰りに特注でお願いをしている作品の作家さんの工房へ足を運びました。

年明けから納品するしつらえる場所の図面や壁の材木の色などを細かに伝え作品をお願いしておりました。

　その途中経過を拝見し、改めて作家さんならではの感性・センスを目にしました。

　図面をみればその場所に飾る大きさやバランスなどは考えられますが、

質感や色合いの合わせはやはり現場をみないと難しいと思っておりました。

　長年の経験といえばそれまでですが・・・　すごいです

盆栽の作場でのご主人もそうですが、物をつくられる方の景色の仕立て方は学ぶべきところが

とても多いですし勉強になります。　特に・・・私の語彙で伝わることには感謝です

なので・・・・・・・・・・・・・・・

花ほうろでもお客さんのリクエストにいかに答えられるかを、益々強化していきたいと思っております。

 

 

画像は、いい感じに枝垂れてきた「アリドウシ（一両）」です。

めずらしい斑入りで、　少し暗く写ってしまってますが鮮やかな緑色とのコントラストが綺麗な一鉢です。　

 

 

 

京都産敷物

京都産　リバーシブル敷物

 

 

 

朝からの雨にくわえ夕方から雪がシンシンと・・・足元から冷えてきましたね

思いのほか激しくふる雪に錦糸南天さんたちも屋根のある所へ避難させました

寒さは心配ありませんが雪の重みがね、枝が折れちゃうので皆さんもご注意下さい。

 

そんな、今日は予定されていた打ち合わせも延期になりましたので

以前に、お客さんからご要望をいただいていた敷物を少しづつアップしておりました＾＾

盆栽や花器などにそえる敷物、既製品はタグなどがあり目に障るから・・・・ということで

何年も前に探してきた「京都産・リバーシブル敷物」。　とても丁寧なお仕事をされていて

縫い目などもありませんし、外側と内側の色目に合うあつらえを１点づつされています。

昨晩のテレビでも三角楊枝なるものが紹介されておりましたが、

ちょとした工夫や技を商品にこめる日本らしい商品です。

まだまだ、点数は入れられてませんので恐縮ではございますが・・

ご自宅用やギフトなどに添えてみてはいかがでしょうか

 

万作

万作・　椿　　

 

「節分」の本日、本当に暖かく穏やかな陽気でした～

寒さで固くなっていた体が少しだけ緩んだ様な・・・・　よく動くこと

こうして少しづつ桜の季節にむかっていくのですね。

その前に、梅や椿か

椿も固い蕾から、だんだんと膨らみようやく開花すると喜びも一入。

以前に、お客さんが咲かずに落ちてしまったとおしゃっておりましたが

あまり固～い蕾だと乾燥などから落ちてしまうことがあります。　

また大事に大事に暖房の効いたお部屋に飾っておいても開花しないこともあります。

適度な湿度も大事なんです。　購入する際に蕾から花色の頭がみえている状態の物を選んでいただくのも

ポイントでしょうか・・　それでも蕾が固いものしか手にはいらない場合は、茎から蕾までしっかりとお水に

暫くつけておくと良いかもしれません。　椿は御祝の席にも飾れるお花です、ぜひこれからの季節に

お楽しみくださいね

 

 

画像は、京焼きの筆筒に丸葉万作と椿を挿したもの。

筆筒の絵柄、「竹に雀」と春のイメージ、日本画などではよく見かけますよね。　

竹の節まで丁寧に成形されております。