花地蔵つれづれ日記

古美術、芸術全般、日々気になること。

ブリストルブルーのデカンタ

2009-03-26 12:55:35 | アート 文化 古美術

Dekanrta0903262_3 

「感じの良い酒器が欲しい。」と思っていたら、

英国ブリストルのデカンタが手に入りました。

時代は、19世紀初期のものです。

ストッパーが無いのですが、冷酒の徳利として使うにはこれで十分です。

ストッパーが付いていると値段の方も高くなるので、むしろ有難かったです。

手に持つと、大きさといい、重さといい、しっくりと納まります。

「これで酒を注げば、旨い酒が飲めるだろうな。」

と顔が自然にほころんできました。

それにしてもブリストンブルーと言われる青色は深く、

眺めていると吸い込まれるような魅惑的な魅力があります。

17世紀オランダのデルフトタイルと響きあって

しっかりとした存在感を出しています。

(武久)

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