地元上杉郵便局で開催されている大宮洋子作品展に、先日、行ってきました。
大宮さんは、いつものように、笑顔で私たちを迎えてくれました。
今年で九回目という作品展は、すっかり村の年中行事となり、
多くの人が農作業の合間に訪れます。
大宮さんの作る抽象的な世界を、おじいさんやおばあさんが、
大宮さんと笑いながら、鑑賞する様子は、見ていて驚くものがあります。
「これは面白いね、何だね・・?」と素朴な質問が飛び交い、大宮さんが笑いながら答えます。
現代美術がこんなに身近でなにげなく、作家とともに楽しめるなんて、素敵です。
大宮さんの人を引きこむ魅力と、作品の力がそうさせているのでしょうか。
「描いているうちにいろいろなものが、絵のなかに浮かんでくる。」と語る大宮さんですが、
何度も厚く塗りこめられ、また削られた作品は、観る人の想像力をかきたててくれます。
不思議なもの、それは仏の顔であったり、母の顔であったり・・・・。
作品を観る人それぞれの感じる世界であり、心の有り様が映るのでしょうか。
喫茶古というカフェでおいしいオムカレーを御馳走になり、
何時に間にか、大宮さんと、大宮さんの作品に元気を頂いて帰りました。
(礼子)
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