次の数字の意味は。

女房が「ねえ、財形貯金が満期になったものと株をお金に変えたので三百万くらいになる。どうする」と言い出した。この株は従業員が持っていたものでやたら値上がりするという性格のものではありません。

「じゃ、住宅ローンの繰り上げ返済に充てよう。月々の返済額を減らす方法で、・・・。二十年で残額が六百万円くらいになった。あと十年返済が残っているだろう」

きょうその手続きをしに金融機関を廻ってきました。

退職して、年金生活者になった。

「私は幾分自営をしているというもののそれほどの収入は見込めなかろう。経費を抜いて月十万くらい残ればいい方じゃないのか」

「三百×住宅ローンの金利－三百万×貯金の金利分だけ儲かることになるけど、返済に充てちゃうので手元には残らないぞ。月々の返済額は減るけど、・・・。」

「nisaでもして、それ以上になれば別だけど、・・・。お金のまま置いておいても冷えるだけだしなぁ。」

同業者が訪ねてきた。

「そろそろ年金を受給できる年恰好になってきたので取扱い商品を絞っていこうと思っている」と言い出した。

費用対効果にかかわるやり取りです。

「投下資本利益率は粗利を投資費用で割ってみることでしょうけど、回転率もかかわってくし、ランニングコストもかかわってくるぞ」

「そうかといって、薄利多売もつかれるな」と、・・・。

「案外粗利は確保出来る業界だが、商品の賞味期限も長いし、量が確保できないだろう。万人に合う性格のものじゃない」

「体と相談しながらがプライオリティーの上位にランクされ始めたのだよ」

「価値のバランスシートを作成してみなくちゃならなくなってきたということか。それも、異なった領域にまたがって、・・・。」

「なぁ。それでどうなる」と聞かれましたけど、・・・。

「それほど、大きなことじゃなさそうだけど、・・・。どうなるって何のことだ」

「デフォルト以後のことだよ」（八岐大蛇の一つ目の首という設定にはしてあります。）

「おそらく、こうはなるな」（彼とは具体的なことをやり取りしていますが、ブログ上はここまでにしておきましょう。）

「一つはアナリストさんたちの読みの傾向の様に振れるでしょう。もう一つはある国の動向にかかわってくるな。相殺現象に触れるか、増幅現象に触れるか、また、その時期がいつになるかはよくわからないな」

年金だけじゃ暮らせない。

女房が定年になる。それも二回目の定年です。

「個人年金は掛けてあるけど、公的年金だけだったら暮らしていけない。まだ，住宅ローンが残っている。個人年金も十年間だけだし、・・・。」

「老後良い国に入っておけばよかったけど、」「個人年金の掛け金のやりくりだって大変だっただろう」

「少々余裕があるうちに月々の返済額を減らす段取りをしなくちゃならないな。まぁ。大病しなきゃ大丈夫だろう。健康に注意しながら生きていくに限る」

「こずかいくらいなら稼げるだろう」（自営業だけど、体が続けばになってしまうな。）

「行ってみたいところもあるし、・・・。親戚関係もみんな高齢者だ」

時間が開いたら山の家に行って、少々の野菜は作れるが、・・・。

知り合いの電気屋さんが「何か用事がないですか」訪ねてきた。

白物家電はいまのところ用事がなさそうだ。しいて言えば、わが家の洗濯機にガタがきているくらいでしょう。今使っている洗濯機は彼が提供したものである。

「コンパクトなもの、例えば、レイコップやそれに準ずる製品ならいますぐ欲しいものが幾つかあるが、・・・。」と対応するしかなさそう。

便利な機能をそれなりに使えば二台目のテレビもいらなくなっちゃっている。録画機能が充実しちゃったので、同時的に放映されている番組を録画して時間をずらして再生してみている。

「エントロピーはなにも、物理学上だけの概念じゃなさそうだな」という想いはあるが、口にすることは控えましょう。

「誰もがほしくなる商品が少なくなってきちゃっているらしい。成熟型社会では、・・・。その分づつ、内需が阻害されちゃうのでしょう」

最近の経済的な状況についての意見交換をした。

「デフォルトって、何だ」と言い出した。

電気屋さんが言い出すことじゃなさそうだけど、・・・。「早い話が、国家レベルの自己破産ということだろうな」