何とか離れという現象の中でサイレント・リボリーションは解説済みになっているものと思っている。
第五世代は新たな価値観を見出したらしい。「何とか離れ」を一段階進めて、「シェアー」ということに取り組み始めたようです。
一見、所有権すら共有しようとしているような動きすらある。
今の段階では物を通じた共感の連帯とでも表現しておきましょう。対極に仕事の貧困化と政治的な閉塞感があるのかもしれない。
無差別に、無批判に物を詰め込んでしまった反動なのかもしれません。「われわれはそこに行き着いたとき、そこが目指したところだったどうすればわかるのでしょう」という声が聞こえてきそうな気がしないでもない。
信頼できるもの同士が連帯していこうとする動きかもしれません。新たな道筋にはなるでしょう。
そして、その動きは武力や理論的な背景を伴わないサイレント・リボリューションということになるのでしょう。
アイデアや権利化されたものまでシェアーするというとこまで行くのでしょうか。