現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

水は燃えるか

2009-01-08 20:50:02 | エントロピー

(エントロピーの法則を超えて)

 水は地球中にある最大の資源である。これが燃料になれば、資源の節約になること

は誰でも理解できる。その上に無公害と言うことになる。電気分解して得られた水素

を燃やしたり、燃料電池にしたりすることは想定していない。

「水のままで燃えるか。」と言う議論であるが、発明研究会の春の親睦会の席上、

二人のメンバーが「ある人がストーブだかボイラーにしたものが新聞の記事になっ

た。」「50%くらい石油の消費が節約できる。」と言いだした。(それはちょっ

とオオバーにしても、)

「エマルジョン化すれば可能になるかもしれない。」「ゼオライト白金で触媒が可能にならないだろうか。」「ゼオライトの多孔質と金属触媒を使うのだ。」と言い議論になった。

一定の条件が整えば水がもえるのかもしれない。燃えると言う表現が良くない。火山の水蒸気爆発と同じ原理で爆発するだけなのかもしれない。内燃機関のシリンダーの内部で起きる分には動力になる。

この技術でよければもう既にあると考えられるのだ。「空母艦載機がカタパルトから発進するときはエンジンの中にミスト状の水にアルコールを数%含ませたものを噴射しているはずである。」と私が言うのだが、多くの人たちはピーン来ていないのだろう。

軍需技術になっているために公開されていないのかもしれないが、第二次世界大戦の頃、空母艦載機にはこの技術が使われていたはずである。短い距離で発進しなければならないためにエンジンの出力を最大にしなければならないのである。艦載機が海の中に突っ込んでしまったのでは何にもならないことになる。

特に着艦するときに着艦フックに引っかからなかったときは再度飛び立たなければならない。「タッチアンドゴオ」という訓練はこのときのためものである。

現在アフターバーナーといっていることと同じなのかは専門外なのでわからない。

車にしても、「雨の日のほうがエンジンはスムースで、空気中に幾分かの水蒸気があったほうが良いということである。大手の自動車メーカーなら何%あれば最適なのかは実験できる。また、火災のとき、最初の水を掛けたとき火の勢いが増すという現象が起こることがある。熱で水が気化した物が爆発するのか、何らかの影響で水の酸素が火の勢いを増すということになるのかもしれない。消防士はそのことをよく知っているはずだが、・・。」と付け加えて置いた。

水が温度や圧力又はミストという条件さえ整えば燃えるかどうかは疑問としても水蒸気爆発を起こすものと思われる。ガソリンにしても、エタノールにしても内燃機関の中で爆発して動力になっていることには代わりがない。爆発を制御できれば良いということである。

この原理は古くて新しいものであるが既に応用されているはずである。今の艦載機がどうなっているかよくわからないが、35年位前に自分の車で実験済みになっている格好になっている。20%くらいは燃費改善効果があったと思われる。確かなデーターが残されていない。ガソリンが値上りになっているので再び話題に上がってきたということだろう。最近でこそガソリンは値下がりしているが脱炭素社会を実現していかなければならなくなってきていることは事実である。

 注 この議論のきっかけになったのは「金属加工の中で出るスクラップは濡れてい

   れば回収していかない。」「再度溶かすときに問題があるとかないとか。」

   「結晶水が爆発を起こす云々。」言う議論が先にあった後の議論である。

 注 エマルジョン燃料に添加する水はどうも活性水素水(H3o2-)を使っているらしい。そうなればOH-の部分は界面活性剤にはなるだろうし、ガス化した水素の部分は燃えることになる。【後日、小布施、鶴田さんとの情報交換。】水を混ぜてもカロリーが落ちない根拠になるだろう。

 注 メチル基でも対応できるかもしれないが、その実験は一切していない。そう感

   じているだけのことで確証はない。私一人で実験できる性格のものではない。

   「常和の命水」でもよさそうである。OHの濃度(エマルジョンの働き)がどのくらいになるか調べなければならない。


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