現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

「そうなんだ、ゾウ」

2015-10-09 12:11:42 | 生命科学他
象の方がガンにかかりやすい。細胞がいっぱいある。あれだけの巨体なら、その中には暴走しちゃうものも多いはずだ。

現実は象の方がかからないらしい。そんなニースが配信された。以下引用です。


ゾウにがんが少ない理由を解明、米研究

AFP=時事 10月9日(金)10時31分配信
【AFP=時事】ゾウは、その大きい体にもかかわらず、がんになることはほとんどない──。この「謎」をめぐる研究結果が8日、発表され、ゾウが持つ、がんに対する防御機能の秘密が明らかにされた。ヒントは遺伝子の中に隠されていたという。

最も嗅覚が優れた動物はゾウ?東大研究

 米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に掲載された研究論文によると、ゾウには、腫瘍の形成を抑制するタンパク質「p53」をコードする遺伝子の一部が変化したコピーが38あるが、人間は、この種のコピーを2つしか持っていないという。

 これは、ゾウの体が進化の過程で、腫瘍の形成を阻止する遺伝子の追加のコピーを多数作成してきたことを意味する。

 ゾウは人間よりはるかに多くの細胞を持っているため、50~70年間の一生のうちにがんになるリスクは、人間より高いと通常は考えられる。だが実際はそうではないのは長い間、謎とされてきた。

 ゾウの死因の膨大なデータベースを分析した結果、がんで死ぬゾウは全体の5%に満たないことが分かった。これに対し人間では、がんは死因の11~25%となっている。

「見なさい。これが真実だ象」とか言っているとか。


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