そして、休む間もなく熱田海部支部との準決勝が始まる。
第1戦の疲れがとれずエラーが続出(とくに写真の男が・・・)。
試合の冒頭で勝敗が決まるが、KTB率いる半田支部は腐ることなくプレーを続ける。
この試合で特筆すべきは、やる気ない系が根性を見せ、
ボールを身体に当て塁に出たことである。
除けたらYにまた叱られると思い我慢したのである。
だが結局、やる気ない系はYに叱られる運命にあった。
ド素人は走塁のタイミングを知らないのである。
困ったド素人は念には念をと・・・
「投げた」「打った」に加え「2塁走者の走る姿」を見てスタート。
結果・・・
何をしているんだ!!遅すぎるっ!!とYに怒鳴られる。
ソフトは投げたら走ればいいのですね。初めて知りました。
どうせ叱られるなら、痛い思いをしない方がまだマシだったと軽く後悔・・・。
半田支部にもルーキーズの池辺教頭がいればいいのに。
Yはスパルタでいつもこんな感じです。
司法書士会支部対抗ソフトボール大会が11月6日に開催された。
やる気ない系の私には支部の特別配慮で送迎サービスがついており、
朝の7時15分にD氏が迎えにきた。ある意味、支部による強制連行である。
会場につくと既に練習は始まっていた。
やる気ない系らしく遅刻したのである・・・。
練習に参加する私・・・。
やる気もなければソフトボールの経験もない私に
支部会員らはグローブの構え方、キャッチボール、バッテイングを熱心に教える。
半田支部の練習を見て他支部の会員は・・・、
半田は戦う気があるのか?
長閑すぎる、このチームには100%勝てると思ったことだろう。
が、実はこれこそが「KTB戦略」である。
他支部に半田支部はやる気がないと思わせ、油断させる。
演技では敵のスカウトにバレる。
だが、やる気のないド素人を起用すれば、
思惑通りの動きをすると読み、代表選手に招集したのである。
KTB采配、恐るべし!!
初戦の相手は西三河支部。
先頭打者の内野ゴロを二塁のYがいきなりエラー。
実はこのエラーもKTBの指示である。
「本当にやる気がないんだ」と相手チームを完全に油断させ、
次の打者を6-4-3のダブルプレーで華麗にしとめる。
そう、KTBの狙いは相手チームを困惑させること・・・、
やる気があるのかないのか、上手いのか下手なのか?
相手チームを翻弄させる心理作戦をKTBはとったのだ。
その後、試合は手に汗握る展開となり、同点のまま最終回の裏を迎える。
ツーアウト満塁・・・!!
サヨナラのチャンスにベンチは一気に盛り上がるが・・・、
やる気ない系が打席に立つやいなや一気にクールダウン。
面目ない・・・。
それでも、Yの「当てろ!!」の声に反応し、とりあえずバットを振ってみた。
結果、凡打で試合終了・・・。
Yに「バットに当ててどうする!身体に当てろという意味だ!!」と怒鳴られる。
そ、そんなぁ~~
そして、勝敗は9人の総当たりのPKジャンケンでを決することに。
半田支部は5勝4敗で運良く辛勝し、無事一回戦を突破。
凡打で試合を終わらせたやる気ない系はホッとするのである。
にしても、勝負は時の運であるとはよくいったモノだ・・・。
やる気ない系のソフトボール大会はつづく