Aug,5,2022 Evening Take & Mt Mayon 今日の出来事。
Aug,5,2022 Evening Take & Mt Mayon 今日の出来事。
8月5日のまにら新聞から econoTREND
PAL6年ぶり黒字上半期純益42億ペソ
フィリピン航空(PAL)は今年上半期(1~6月)の包括的純利益が7100万ドル(約42億ペソ)、および営業利益も1億2500万ドル(約66億ペソ)となり2016年上半期以来、6年ぶりの黒字となったことを明らかにした。旅客事業収入が前年同期比258%増加したことに加え、貨物事業収入も同31%増加したため総収入も11億ドル(約581億ペソ)まで拡大した。一方、同期の営業経費も燃料費の高騰の影響を受けて515億ペソに拡大した。同社は現在、国内航空会社で唯一、米国とカナダに直行便を運航している。(4日・スター)
メトロパシフィック中核純利益24%増
インフラ投資会社大手メトロパシフィック・インベストメンツの今年上半期(1~6月)中核純利益は75億ペソで、前年同期比24%増加した。しかし、包括純利益は95億ペソで、発電会社グローバル・ビジネス・パワーやタイのドンムアン高速道事業の株式売却益が計上された昨年上半期に比べると9%減少した。傘下のマニラ電力の中核純利益が131億ペソと同15%増加したほか、高速道運営部門メトロパシフィック・トールウェイズの総収入は105億ペソと同26%増加した。一方、水道事業部門マイニラッド水道会社の総収入は112億ペソと前年同期並み。軽量高架鉄道(LRT)1号線運営会社は乗客数が前年同期比52%増加したため総収入が7.6億ペソに拡大したが、債務返済などで3.3億ペソの損失だった。(4日・スター)
サンミゲル食品部門上半期純益8%増
複合企業サンミゲルの食品飲料部門、サンミゲル・フード&ビバレッジ(SМFB)の今年上半期(1~6月)連結純益は188億ペソで前年同期比8%増加した。連結総収入も1721億ペソと同17%増加した。燃料価格や原材料価格の値上がりにもかかわらず、ビールやジンなどのアルコール飲料と食品の販売量増加や価格調整などで収益が伸びた。(3日・インクワイアラー電子版)
大手缶詰メーカー販売好調純益9%増
缶詰・ミルク飲料メーカー大手センチュリーパシフィック・フードによると今年上半期(1~6月)の連結純益は30億ペソで前年同期比9%増加した。連結総収入は311億ペソで同15%増。ツナ缶やビルチトゥリーなどのミルク製品などブランド食品部門の収入が第1四半期(1~3月)に前年同期比18%増、第2四半期(4~6月)に同19%増と好調だった。ミルク事業部門の上半期収入は前年同期比23%増加し、市場占有率も22%から24%に拡大した。(3日・インクワイアラー電子版)
2022年8月5日のまにら新聞から econoTREND(読み上げ)
8月5日のまにら新聞から
日本食材の試食に人だかり SMXなどで世界食品エキスポ
パサイ市のSMXと世界貿易センターで世界食品展示会が6日まで開かれている
首都圏パサイ市のSMXと世界貿易センターで、世界各国から食品関連企業が参加する世界食品エキスポ(WOFEX)が3日~6日の間で開催されている。4日にSМXの会場を訪れると当日券を求める長い行列ができており、フィリピン進出を狙う世界の食品メーカや食材輸入業者などが多数ブースを出店し、食品展示や試食を通じて来場者へ自慢の食品をアピールしていた。日本食材を輸入販売する日系企業も複数参加しており、日本食材の試食コーナーでは人だかりが出来ていた。
展示品は多種多様で、フィリピンで人気の鶏肉や豚肉の調理品、コーヒーや菓子類に加えて、ヨーロッパの調味料や台湾の粉ジュース、またキッチン用品や冷凍庫などの電化製品など、食に関するあらゆる商品が展示されていた。またケーキのデコレーションコンテストや料理コンテストなどのイベントも同時に開催されており、多数の見学者でにぎわっていた。
日本食材を取り扱う企業も数社展示会に参加しており、今年オープンした日本食材店「OMAKASEグローセリー&デリ」を運営する日系輸入卸売会社ハイタワー(Jフーズ)や日本食材専門店「ニュー・はっちん」などが日本食の拡販に力を入れていた。
ハイタワー社は三陸コーポレーション、大井山本商店と共同で合弁会社Jフーズを設立し、比国内での日本食市場の拡大を目指している。Jフーズの高井ヒロキ氏はまにら新聞の取材に対し、「わが社の目標は日本食をより多くの比人に届けること」だと強調した上で、「日本食は高級品扱いで、値段も高い。しかし、日本食は質が良いので、比人も好感をもっている」と述べた。また、「味噌汁のパック商品をロビンソンやSM系列の一般スーパーへ卸すことにも成功している」と展示していたパック味噌汁やお米、冷凍製品(たこやき・和牛)や日本製アイスなどを見回した。
一方、「ニュー・はっちん」の販売担当のアレックスさんによると、展示ブースでは「日本のマヨネーズやみそなど調味料が好評」だ教えてくれた。また、今回のメイン食品の一つは冷凍食品の鶏のから揚げや餃子で、試食も提供していた。
ここで試食を楽しむ人の中に、自分のレストランで新たな食材店を開く計画があり、そこで販売するユニークな商品を探しているという30歳ぐらいの比人女性がいた。この女性は「からあげや餃子の購入を検討している」といいながらも、「とてもおいしく味は問題ない。価格の折り合いがつくかが焦点になる」と話していた。(沼田康平)
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副市長の携帯が盗まれる
西ネグロス州カバンカラン市で2日、同市のミゲル・ザイコ副市長の多機能携帯電話(スマートフォン)2台を盗んだ疑いで3人が逮捕された。警察によると、市の記念式典に参加していた副市長が、かばんに入れていたスマートフォンが盗まれたことに気づいた。届けを受けた警察はスマートフォンに内蔵されている位置情報を利用して容疑者の居場所を特定し、隣町でオートバイに乗っている3人を発見した。被害から1時間もかからないスピード逮捕だった。2台で13万ペソ相当の携帯電話も無事副市長のもとに戻った。(4日・テンポ)
2022年8月5日のまにら新聞から(読み上げ)