2006年7月16日 Reading & Essay【7】「国家の品格」

2006-07-16 21:10:59 | reading & essay
藤原正彦の「国家の品格」を読む。「論理」の限界を説く一方で、情緒や惻隠の情などの重要性を説いている。若干論理展開が短絡的なところもあるが、この書に関連して思うのは、やはり日本は日本ならではの文化、思想、歴史を大事にし、日本人一人ひとりがそのidentyを見失わないことが重要であるということ。言語や技術を超えた人間力が今問われている。国際的なパワーポリティクスに単に受身で流されることのない日本、日本人でありたい。

2006年7月16日 サックス練習あれこれ【45】

2006-07-16 19:19:28 | saxophone
サックスレッスン43回目。午前中には補講もあった。補講では普段気がかりになっていることも確認。先生の観察では自分のストラップの位置が上過ぎるとのことであった。少し下げると頭が下向きになるような感じがしたが、その点は逆に右手の支えを前に出すことで解決できることがわかった。その他、呼吸法についても下腹をしっかり固めることが重要。要するに腹式呼吸をしっかり行うこと。さらに、キーの押さえ方についてであるが、音を生かすためには、あまり強く押さえるのではなく、適度に押さえることが大事。補講が終わった後、N公園で練習した。夕方のレッスンでは、Fly me to the moonの続きを練習。アドリブの部分が中心。一人で練習する時は何とかできそうに思ったが、全員で合わせるとどうしても途中ついていけないところができてしまう。補講の時にも教わったが、少し先の音符を早めに読んでいくことがテンポの速い曲にもついていくコツ。


2006年7月16日 Reading & Essay【6】「男の作法」

2006-07-16 07:20:40 | reading & essay
池波正太郎の「男の作法」を読む。全編を通じて感じさせるのは、現代では忘れられかけてしまった粋の文化。人間は死ぬものであるという、その有限の運命を意識することが大事であると言っているが、まさにそのとおりだと思う。これによって生き様は変わってくる。仕事への取り組み方も、時間の使い方も、家族や他人への接し方も、何もかも、すべて変わってくる。この本は、そのほかにも、自分の気づかなかった日常のくらしにおける粋な常識を盛りだくさん教えてくれる。世に出されてからもう何年も経っており、もっと早くめぐりあっていればと思う一冊である。