闇金業者

2010年07月28日 21時34分09秒 | 日記
ちょっと、今日は、真剣に闇金業者について話そうと思っております。
というのも、最近闇金に関しての依頼が多いからです。

まず、闇金の携帯電話及び通帳は、支払いが滞った債務者に契約させているか、ネット等で購入しております。

通常そのような通帳、携帯電話は「とばし通帳」「とばしの携帯」と呼ばれています。

飛ばし通帳や、携帯でも、必ず足がついてしまいます。

とばしの携帯は、多いのがプリペイド携帯電話です。
今現在なかなか プリペイド携帯には、GPS機能がついておりません。
通常の携帯を、契約させてた場合、ほとんど、今の携帯はGPS機能がついておりますので、どこにいるか、警察捜査機関は把握できます。
しかし、プリペイド携帯といえども、携帯は、携帯基地局に常時電波をおくっている状況ですので、半径2~3kmの地域は把握できるといわれております。

闇金が、とばし通帳に入金があれば、それを引き出さな収益が上がらずどうしても、引き出しは必要です。
半径2~3kmにしぼられた、ATMは、コンビニ、金融機関は絞られてしまいます。
だから、とばしの通帳は使っても結局は足がつきます。

最近の闇金は、「出し子」を使っている場合もあります。
「出し子」とは、通帳の引き出しだけを専門にさせる人のことを言います。
いわゆる、引き出し時に、刑事が張り込んでいたときのための、保全策です。
そこまでしている業者であってもその出し子と接触しない限りは、手元に現金は入ってきませんので、足は必ずといっていいほどつきます。

闇金は、頻繁に携帯及び通帳を変えますが、その都度今まで使っていた通帳の顧客に新たな口座を教えることになりますので、結局同じことになります。
では、何で、口座・携帯を変えるかといいますと、司法書士や弁護士等に依頼したお客さんが、口座、電話番号を言い、そのデータが蓄積されていきますと、警察が動きだすからです。
その回避のために、口座、携帯を変えて、被害届などがあまり出てない業者に見せかけるのです。

警察は、被害届の多い口座・携帯から捜査するように思えます。

結局は、警察が本気で捜査すれば、パクられるのが現状です。

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