Happiness is …

日々の暮らしで見つけた小さなシアワセ

ヤング@ハート

2008-11-18 17:12:41 | 映画
久しぶりの映画です。

平均年齢80歳のロックを歌うコーラス隊。

本当のお話で、登場人物もご本人たちです。




こんなおばあちゃん、おじいちゃんがロックを歌うなんて信じられますか?

おまけに海外公演まで!



このコーラス隊に入ったら私なんて若造どころかヒヨッコ!

歌詞が覚えられな~いなんて口が裂けても言えません!



指導しているのは50代のボブという男性。

彼のしごきはスゴイ!とメンバーは口を揃えて言います。

「でも、こっちだって負けないさ!」とも。



この映画の撮影期間は彼らのコンサートのための練習の7週間。

その間に7曲もの新曲!

あまりに歌えなくて ボブがもうこの歌はやめよう!と言い渡す場面も。

その時のメンバーの何とも言えない表情。

結局、そんなナンバーも本番では大喝采を浴びるほどの歌にしてしまうのです。

何の演出も通用しない年代の彼らだからこそ真の気持ちが伝わってきます。



撮影している間に2人のメンバーが亡くなります。

それも1週間の間に。

そのうちの1人が亡くなったのは彼らが刑務所で歌う日の早朝でした。

それを歌う前の彼らに伝えるのです。

ビックリしました。

今知らせたら彼らはショックで歌えなくなるんじゃないの?って。

でも、彼らは実に生命力あふれる歌を歌ったのです。

聴いていた受刑者たちも心打たれて みんな立ち上がって拍手していました。

後にボブは言います。

歌うことで彼らは友人の死を乗り越えられるんだと…

ボブはメンバーを心から愛し、彼らは大丈夫と信じていることも

すごくよく伝わってきました。



いくつになってもチャレンジする気持ちを忘れず

それを期待してくれている人がいるって素晴らしいことです。

私もこんなふうになりたい!と歳をとることが楽しみにも思えてきました。



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