先週末の「きく/はなす」の会を開催したカフェで販売されていたお米、「まけるまい!」
これは、震災まもなくから被災地で炊き出しなどの支援をしている山形の農家の方が
仙台の仮設住宅で「今、1番やりたいことは?」と質問したところ「田植え」とのお答え。
農家の方は季節が体にしみ込んでいて、田植えの時期に田植えができないのは
とても辛いのだそうです。
そこで、山形のご自分の田んぼにお米を作るために来てもらうことにしてできあがったお米だそうです。
そのお米をどうしよう?
と同じ仮設住宅に住む方々でアイディアを出し合い、命名し
ご自分たちで袋にスタンプを押し、袋に詰めて
こんな可愛い形で販売することになったそうです。
「宮城県仙台市若林区に住む私たちは、震災で田畑を失いました。
しかし、山形県新庄市の仲間に支えられ、そこで田植えをし、
なんとか収穫の喜びを体験することができました。
私たちはこれを励みに、「こんなことで負けるもんか!!」
という気持ちのもと、復興目指してがんばります。
応援くださり、本当にありがとう!」
1つ1つに手書きのメッセージも添えられています。
「「頑張ってるよ!!」見てて下さい!!」
「未曾有の大震災に涙しましたが 皆様の愛に支えられ、土の臭いを感じ
収穫を得る喜びを、そして、これまでの生活を取り戻す事を夢みて頑張っております。」
住所を書いてくださってあったからお返事を書いてみようかな?
このお米は農薬、化学肥料不使用、有機肥料を使って作付けされたものだそうです。
いつも夜はごはんを食べない私ですが
昨夜は絶対に食べなきゃ!と美味しくいただきました。
「お米の説明をきいたからかな? ごはんが美味しいね。」と夫も^^
しまった!何も教えないで感想をきけばよかったとちょっと後悔(笑)
お腹だけでなく、心もいっぱいになりました。
こんなふうに私たちが使うお金が直接、被災された方々に届く商品が
たくさん出回るといいなぁと思います。