昨日は SMS 横浜リハの前に横浜美術館へ。
「二人の写真家」ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー
ロバート・キャパの写真は数枚の写真をどこかの美術館で見たことがありましたが
こんなにたくさんの写真が一堂に集められたのを見たのは初めて。
有名な兵士の写真やDデイなど、印象的な写真を作品として見ていたのと違って
圧倒的な数の戦場や戦時下の市民や兵士の写真が語るのは
戦いは人々に悲しみしかもたらさない
ということ。
どんな大義があっての戦いでも
勝利した者の笑顔でも
他者を排除するという心の悲しさは拭えない。
自分たちの尊厳を守るためには武力に頼るしかないのかもしれない。
それでもやはり、戦争ほど悲惨なものはない。
見終わって美術館を出るとたっぷり1時間半以上。
ちょっと現実の世界に戻るのに戸惑ってしまいました。
コーヒーを飲みながら、人々をぼうっと眺めて
空もうっすら暮れて…