修行先で8月に収穫したブドウをタンクに入れておき、数日前から足で潰して毎日かき混ぜ、
今日プレス機を動かして絞りました。
かなり発酵が進んでいて、試飲したところほぼワインになってました。
樽に入れて、発酵・熟成を待ち、来年の10月頃になったら瓶に詰めます。
あと10日ほどでフランスへ出発。
出発前日には、久々に中学高校の仲間たちと酒が飲めるので楽しみにしています。
修行先で8月に収穫したブドウをタンクに入れておき、数日前から足で潰して毎日かき混ぜ、
今日プレス機を動かして絞りました。
かなり発酵が進んでいて、試飲したところほぼワインになってました。
樽に入れて、発酵・熟成を待ち、来年の10月頃になったら瓶に詰めます。
あと10日ほどでフランスへ出発。
出発前日には、久々に中学高校の仲間たちと酒が飲めるので楽しみにしています。
また新しいおもちゃを買ってしまった。
これは畑の土のph(ペーハー)を測る道具。
いくつかの方法と種類があったのですが、これは直接畑にぶっ挿すだけのシンプル設計。
一生壊れなさそうだし。
今日は初年度に植えた2つの畑を測定してみました。
ともにうまく育ってないエリアなので、良くない数値が出るだろうとふんでいましたがやはり、でした。
あわせてECという、ざっくり言うと土壌中の栄養がどのくらいあるかを調べられるやつも買いました。
結果としては、低栄養でしかも酸性の畑なので微生物も活動しにくいと。
ふむふむ。
現状を知ることで次の一手が打てますね。
ワイン造りはブドウづくり、ブドウづくりは土づくり、土づくりは?
灰を作ります。
花咲かじいさんみたい。
畑の草刈をしておりましたら、1mくらい先から雉が突然飛び立ちましてビックリしました。
こりゃあ巣があるに違いないと思って草をかき分けてみると・・・
立派な卵が7つ。
卵のサイズは鶏より小さく、鶉より大きく。
うっすら模様があるものもあり、ベージュっぽいものから水色っぽいものまで。
雉さんは離れたところからこちらの様子をうかがっているかと思いきや、そんな気配は無し。
人間が迫ってくる中、「もうアカン」、ってなるギリギリまで恐怖に耐えていたのでしょう。
命の危険を感じた場所にはもう戻ってくるまい。
どうやって卵を食べようかなーと思案しながら手に取ってみると、その温かさにドキっとした。
スマン。
割ってみたらほぼ雉の形ができていたっていうのを見るのが怖くて、食べるのはやめにした。
そのまま置いておいたら母キジが返ってくるかもと淡い期待をいだきつつ、その日の夕方と翌日に様子を見に行くも卵はそのまま。
蛇や狸、鳶にも見つかっていないらしい。
鶏でも飼っていれば、代わりに温めてもらって孵化させることもできたであろうに。
孵卵器を買うのはなんか違う。
今は見守ることしかできないか。
修行先の畑。
収穫を控え、美味しい葡萄が欲しいのは人間だけじゃない。
1枚目は鳥。
姿を見かけるのはヒヨドリ、スズメ。
とまりやすい枝の近くにある房をつついて食べる。
種だけむき出しになっていたり、つぶれた果実から溢れる果汁(ワインになるのに!)に蟻が群がっていたり。
少しずつ、毎日被害がひろがっていく。
こちらは猪。
せっかく育った樹がごらんのとおり、ボキオレしております。
誘引線にはたわわに実った房がぶら下がったまま・・・
じわじわではなく、ある日突然これまでの努力が無駄になる感じが身に応えます。
呆然自失。
日々いろいろなことがありますね。
今日も暑かった。
熱中症の後遺症リスクについてしっかり調べた結果、
この時期の時間の使い方を見直そうと思いました。
汗かいて頑張った実感を得るのはもうやめにします。
気が付けば畑のブドウはこんな色になってきました。
ここからもうひと段階、黒光りするような感じになってきたら収穫時期が近い証拠です。
畑に鳥よけのネットをかけたり、酷暑の中草刈をしたりして収穫の準備を進めています。
台風、日照り続きからの急な大雨が原因の裂果など心配は尽きませんが、このままいけば今年は昨年よりもだいぶブドウが採れる筈。(修行先の畑ね)
そしてそして、ずっと準備を進めてきていることがもう一つ。
フランスはロワールにあるワイナリーに研修に行かせてもらえることになりました。
醸造所は畑の中に有り、寝食もそこの敷地内で行うワイン漬けの1か月。
仕事で得ることができる経験はもちろんですが、フランスの方々がどのようにワインを造り、暮らしているのかを肌で感じることができるのを一番楽しみにしています。
昼はどんなワインを飲み、どんなパンを食べ、どんなチーズを挟むのか。
久しぶりに「旅」に出るのが本当に楽しみで仕方ありません。
現地に行ったら、記録がてら毎日の出来事を綴っていこうかなーと思っています。
まずはそれまで、収穫、醸造を岡山で頑張ります。
今年はどんなワインになるのでしょうか。