自然学校発 黒松内だより

白井川小宿泊体験学習3日目


朝は霧雨状態・・・キャンプはどうだったかなあと6時半にキャンプ場へ。子ども達も先生方もぐっすり眠ったようで一安心でした。 体育館で目覚ましのラジオ体操。そして、朝から再び、薪を使っての自炊活動。自分達のご飯は自分達で作る2食目です。
オープンサンドとスープでしたが、お昼のおにぎりのために釜炊きもしました。なかなか順調に進んでいるので感心しました。

  

朝食後はキャンプ場の片付け開始。雨に濡れたテントは体育館で干すことにしました。調理道具や机など借りた物を皆で返しました。 そして、いよいよ「川下り」です。

10:20 に食堂に集合 川くだりをする朱太川について知っていることを皆にあげてもらいましたが・・・自分達の町を流れる川のことですから、かえってあまり知識はないようでした。 黒松内町は朱太川が流れ出す山に囲まれた・流域であること、名前はアイヌ語に由来し、その意味は湿地に生える草が生えているところ、川の流れ始めは太平洋のすぐ近く500mくらいしか離れていないのに水は日本海に流れていること、シャケがもうすぐ川を上がってくること・・・ 

11:00 カヌーの扱い、注意事項を受けた後にいよいよ川へ。カナディアンカヌー2艇とダッキーというボムボートを2艇出艇。子ども達5人と教員3名、スタッフ3名の合計11名で河口・日本海を目指しました。

  

初めからテンション高くスタートしてしまい、水の掛け合いが始まったしまいました。もっとゆっくりと初めは下りたかったのですが・・・・。スタッフから叱られる艇もありました。 それでもお昼の休憩時間にはカワセミの飛翔を見ることができました。

また、水流を横切る体験では、川の危険を感じさせ、何名かの子どもは流れた時のレスキュー体験をしました。 途中なんどか艇をとめ中州に上陸、箱目がねで川底を除いたり、石で水切りをしながら下りました。シャケの先発組みがわずかながら遡上を開始している様子も見ることができました。もうあと10日もすると大量にのぼり始めるでしょう。 15時過ぎに無事全艇日本海・寿都湾に到着しました。

寿都温泉に寄ってから 自然学校に戻り夕食づくりを17時から開始。シチュー、サラダ、スープとごはん。これまた順調でしたが、炊飯器がゆっくりで薪で炊くより遅かった・・・これは機械のせいでした。 スタッフも一緒においしく頂きました。

                  

今日は3泊目。男の子部屋の元教室には2人、女の子部屋には3人しか寝ません・・。少人数で学校全体使って泊まれるんですから、だからこそできるナイトプログラムをやろうと、「どこかでスリーピング。くじびきで一人一人が寝る場所が決まる・・体育館、元保健室、トイレの前など・・」を提案したら猛烈強行に反対されました。

20時から 3日間の活動の様子を取った写真のスライド上映会を実施し、思い出振り返りをします。 明日は、学校に帰ってから、壁新聞を作るそうです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「学校向けプログラム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事