自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

白井川小宿泊学習2日目

2007年09月04日 21時21分08秒 | 学校向けプログラム

 

あれほど荒れた昨夜だったのですが、今朝はうって変わり好天の兆しがありました。早朝に今日予定している磯を下見に行きましたが、海は適度な波と目指す弁慶岬は青空のもとにありました。 神様は子ども達にいろいろな自然の姿を見せてくれるようです!!

 朝食後、「お天気は回復しているよ」と伝えると大歓声があがりました。朝の全体会議では、黒松内を囲む海の話、弁慶岬のいわれ、磯にすむ生き物、服装の話をし磯へでかける動機付けをしました。子ども達は期待に胸をふくらませたようでした。

 神様は子ども達の願いを聞き入れてくれました。夏を思わせる磯活動日和!! 海は薄い水色から群青色にも輝き、波は適度なうねりもあって、ちょっと迫力もありました。潮も引き潮!! 何もかも絶好でした。 

まずは、磯で生き物や海藻、小石を拾ってミニ水族館づくりを2グループに分かれてしました。小魚やアメフラシ、ヤドカリなどを捕まえBNB海洋学士にお話しを聞きました。 

適度なうねり波が大きな深い切れ込んだ磯場に押し寄せてくる中に飛び込みをしました。スタッフ総出で安全管理にあたったために残念ながら写真がないのですが・・・、2mの落差の波の高低が起こるので、波の強さや恐さを感じることができるちょっとしたスリルある体験もできました。

   

磯から帰り、お昼ご飯を食べてから、1-4年生は1泊2日の活動は残念ながら終了。バスのお迎えが来ました。残った5,6年生は5人。午後からはキャンプでした。

少人数なのでちょっと贅沢に道具を使うことにしました。まずは、テント、かまど、炊事場、食堂をどのように配置するかの会議と平面図づくり。そして、使う道具の持ち物表を作りました。 初めての子もいましたが、慣れている子ども達もいたのでことは、予想以上にスムーズに運んでゆきました。

  

鍔(つば)付釜で炊いたご飯とカレーライスは、子ども達とスタッフ合計13人で14合以上食べる勢いでした。子ども達はこれから4食自炊となります。頑張れぇ!!日が落ちる頃には片付けも済んで、焚き火を囲んでマシュマロやソーセージを焼いて食べながら団欒・・・ スタッフがドラム缶風呂も炊きました。

小規模学校だからこそ!! できる 学校宿泊体験学習の豊かな「時間」が過ぎています・・・。




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