昨年も行われた、JICA主催の「仏語圏アフリカ地域村落飲料水管理コース」の一環として、水工場や水の循環に関わる森・川が町内にあり、集落単位の水道組合もある黒松内で現地研修を行うためです。
既に1ヶ月近く日本に滞在していたみなさんは、
コンニチハ!アリガトウゴザイマス!等の日本語でのあいさつはマスターしており、さすがだな、と思っていると・・・
「ジャン・ケン・ポン!!」 ・・・・!?
まさかこの言葉が西アフリカの皆さんの口からでてくるとは思いませんでしたが、
あらためて口に出してみるとなかなか良い響きのじゃんけんぽん。
写真撮影の際は定番の「はい、ちーず」、ではなくみんなで「じゃんけんぽん!」
もちろん、グーやパーで写真に写る人が続出。
と、出会いの場からとてもフレンドリーで一緒に時間を過ごしていてとても楽しかった皆さんとは、
黒松内・寿都の町の水に関する様々な場所を視察しました。
まずは水彩の森の水工場を見学。
ペットボトルの製造も含め、ミネラルウォーターができるまでを一通り説明してもらいながら見て回りました。
一連の過程に皆さん興味津々。
「水道の水もあるのに、日本ではミネラルウォーターがなぜ売れるのか?なにに使うのか?」など、様々な質問が飛び交いました。
お昼をはさみ、歌才ブナ林を散策。
落ち葉で遊んだり、紅葉についての話をしたり。
町民センターでは役場の方から黒松内町の上下水道についての説明をうけました。
町長からも歓迎の言葉が。写真も撮らせていただきました。
役場からの説明にもあった作開地区浄水場の現地視察にいくころには山々も夕日で素敵な色に。
地域の水道組合の方にも来ていただき、生のお話を聞きました。
そして夜ご飯。内陸国出身の方もいて、鮭を初めて食べる、という方も多くいました。
ジャンベやギターの音楽隊や、リズムにあわせて踊る女性陣。
日本の歌やアフリカの歌を歌ったり。楽しい夜を過ごしました。
翌日、2日目は朝食を食べたら鮭が遡上するウエンベツガワを見に行きました。
鮭の話から始まり、漁業権の話など、熱心な質問がたくさんでてきます。
寿都の風車の真下では、その大きさに興奮。
寿都の商店街を歩き、道の駅みなとまーれでソフトクリームをぺろり。
日本のおみやげ、ハエ取りテープなどなどをお渡ししたら、あっという間にお別れの時間に。
今回の研修では、視察に行った先々で様々な質問が飛び交っていたのが印象的でした。
「ここで学んだことを自分達の国に戻って、活かしたいんだ」と。
熱意に溢れ、とてもフレンドリーな皆さんと短いながらも濃厚な時間を過ごすことができました。
(ちこ)
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