今年度最初で最後となった国際ワークキャンプが、3月22~27日の5泊6日で行われていました。
ぶな森での毎年恒例事業となっていた国際ワークキャンプ(目的や理念を参加者と受入団体が共有する、宿泊・食事付きの合宿型ボランティアです)
ですが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、4月下旬の一般募集、6月のウェールズ・カーディフ大学とのグループワーク共に中止に。
今年は無理か…と思っていたところ、3月下旬に決行!
本州から3人の方が集まってくれました。
今回は社会人2名、大学生1人という小規模での開催。
そして、大学生Lちゃんは中国からの留学生ですが日本語堪能ということで、
初の日本語での国際ワークキャンプとなりました。
5泊6日の期間中、
事前に用意していたこともありますが、
田舎あるある?の、急遽地域の方からお声がかかっての新しいニワトリ達のお引っ越し(+豚の出荷のお手伝い)や
それに関連して参加者の方の前向きな声もあって、処分される予定だったニワトリをいただいての解体→命をいただく
など、予定外の作業も多く、もりだくさんのワークに。
どれも、興味を持って楽しみを見つけながら取り組んでくれたみなさんに感謝です!
今回私達が試してみたかったのが、
今年から力を入れ始めたキャンプ場の冬の利活用のためのモニターキャンプ体験。
ワークキャンプの参加者と一緒に、この時期にキャンプ場でできることを
いろいろ試し、フィードバックをもらえれば、というのが今回の実施の一番の目的でした。
1泊2日のモニターキャンプでは、
トドマツの葉っぱの蒸留、火起こし、たき火で調理(メインのお肉は自分達で解体したニワトリの肉)、
自分達で穴をあけたイタヤカエデの樹から採取した樹液を煮詰めたメープルシロップづくり、
などなど、そこにあるものを満喫。
宿泊は雨模様だったのでキャンプ場に隣接するバンガローで。
朝食も、朝からたき火をおこし調理する、などなど。
その他、引っ越してきたニワトリのお世話や、コミュニティふぁーむ自然農園ハルさんでの作業、
薪運びなどなど。あっという間の5泊6日でした。
布団を並べての雑魚寝スタイルも楽しんでくださったようでなによりです。
今回ご紹介している写真の多くも参加者のみなさんが撮って共有してくださいました。
ご飯の写真は、料理の名前なども一緒にあるととても見やすい!など、
学ぶこと多し!取り入れさせていただきます!
日々変わる状況に、次の開催がいつになるか…
ではありますが、こういうときだからこそ、こういった活動を大切にしていきたいと
あらためて感じました。
次回の開催も楽しみです!
(ちこ)