自然学校発 黒松内だより

国をこえて、その人自身を知っていく~4泊5日の親子キャンプ~ 3/3

中国親子キャンプの活動最終日。

朝早くに民泊先のみなさんと名残惜しくもさようなら。
午前中は寿都で漁業見学です。
漁協で競りを生でみせてもらいます。
朝獲れたばかりのお魚がたくさん。

高台にあがり、寿都の町と日本海を一望。
地図と照らし合わせながら全体像を目に入れます。


漁師さんとの待ち合わせ時間になったら
漁船の乗船体験へGO.大人は何人か船酔いでダウンでしたが、
子ども達は青空の下広がる海に、かかる波しぶきに、興奮していました。


その後、寿都の商店にいくと、競りで見かけたお兄さんが鮭をさばいていました!
おなかからは真っ赤ないくらが。
海からとれた魚が、こうして店頭に並んで、私たちの口に入っているんですね。


午後はコミュニティふぁーむハル農園でブルーベリー摘み。
おなかがいっぱいになるほど甘いブルーベリーをたべて、おみやげパックもゲット。
その後は黒松内温泉で汗を流します。

この日は25日!
8月の25・26日は黒松内町の大鳥神社例大祭の日です。
丁度宵宮の日だったので、みんなで町へくりだしました。

道にならぶ金魚すくいやわたあめの露店にみんな大喜び。
お母さん方は日本の女の子たちが着ていた浴衣が気に入ったようです。

戻ってきてからは、最後にみんなで花火。
日本らしく、線香花火で締めました。


長いようであっという間に過ぎた4泊5日。
普段とは違う環境で、何を感じてくれたでしょうか。
私たちも初めての層のお客様をむかえるにあたって、たくさん勉強させてもらいました。

途中、中国側のコーディネーターの方が話したこととても印象的でした。
中国と日本は国同士では最近仲が良くないし、悪いイメージをお互いにもっている人もいるけれど、
それはメディアや国の教育でそう教えられたからそう思っているだけ。
個人レベルでその人を知っていけば、教わってきたことが必ずしも真実であるわけではないということに気が付きます。
私たちは多くの人にそういう体験をしてほしいです。

今回黒松内にきてくれた親子のみなさんが、
日本や日本人に対する良い思い出が一つでもしてくれてたらいいな。

ちこ
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