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大晦日と、お正月に売るメンマをこの御釜
で煮て
準備してました。
しかも一日店の営業を休んでです。
その頃は、年越しラーメンが流行り始めたのです。
お正月も、子供がお年玉を持って食べに来てくれたのです。
大晦日は徹夜に近い明け方5時頃店を閉めたのです。
それから、家族全員で初詣に行って、帰って来てから、おせちを食べたもんです。
東京オリンピックの前後の、好景気の時代です。
スープを仕込む釜はこの写真に写した釜より一回り大きい釜で、仕込んでいました。
昭和39年と40年の大晦日に、400杯位売ってました。
とりわけ大変だったのは、今と違って、出前をやってましたから、手間がかかるのです。
持って行って、下げに行くのです。
二重手間ですからね。
丼の数も半端ではないです。
常時500個のラーメンどんぶりを、用意しておかなければいけませんから、
これも、カッパ橋で、ブラジルの名前を入れて焼いてもらっていました。
定期的に100単位で補充してましたからね。
当時のどんぶりは500円でした。
今の相場で2500位だと思います。
現在麺や食堂で使っているどんぶりは幾らだと思いますか⁉️
アルバイト一日分位の値段ですよ