Wolrd sled hockey from japan

氷上のアクティブスポーツ、アイススレッジホッケー(パラアイスホッケー)のOldFreakのつぶやき

1月23日メカニックHの職人魂

2008-02-20 23:32:51 | 2008ジャパンパラリンピック旭川
ジャパンパラリンピック2008アイススレッジホッケー競技

旭川アリーナのベンチはとても寒く、15分の製氷が各ピリオドごとに

行われるので、脊損の選手などは、スレッジに乗ったまま

ロッカールムへ戻るためには、リスキャリアーに乗っかって

いかなければなりません。


須藤選手と福島選手はリスキャリアーで

移動しましたが、一番重量の重いカズ用にメカニックHが

ロッカールームでパイプとキャスターを組んで移動手段を製作し

一日目の試合に使用したのですが、一端パイプ2本をスレッジに

乗ったままのカズのバケット側の下に潜りこませて

足側のフレームにキャスター付きの板を差し込んで

セパレートタイプで移動するという方法を取ったのですが

段差で足側のキャスターがずれてしまったとことで

一体型に改造しようとメカニックHは追加のパイプと

板を買いにホームセンターへ走る。


しかし、キャスターの取り付け方法に煮詰まってしまった模様

おいらもパイプ切りのお手伝いをしたのですが

メカニックH頭を悩ませて昼近くになってしまう。

一端昼食はホテルに戻る予定だったのを急遽変更してもらって

リンクで弁当を食べることにしておいらもメカニックHのお手伝いを



そんな中で

「Hさんこれ、飛行機の車輪みたいにキャスター格納できたらいいね」と

言うおいらの一言にひらめいたメカニックH折りたたみのロック付きの

パイプ接続金具を買いに再びホームセンターへ


戻ってきたメカニックHは接続金具を組み合わせ

おいらがカットしたパイプとキャスターを組み付けて

合体メカ型スレッジ移動台車を作っちゃいました。


外国チームは、ベンチの裏にあるこの台車を見て

「これ、何だろう?」って顔で通り過ぎていきました。


そんな中

メカニックHの製作所と化したロッカールームでは

仕上げのグラインダーの音をものともせず

事務局長のAさん、お疲れなのか、なんと

暖房ヒーターの上で寝ていました。

なんか、猫みたいなんで、写真に撮っておきました。



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