４月７日 帰国後初の食事はカレー蕎麦

成田空港に到着後、ホテルのパーキングに

シャトルバスで移動、中村さんの車に同乗し家路に向う

途中高坂ＳＡで夕食を取る。日付変更線を超えたのと

機内食で、いったい今日何度目の食事なのかわからないが

とりあえず、中村さんお奨めのカレー蕎麦なるものを食す


中村さんはカレーうどんなのだが・・・・・・

カレー蕎麦以外にいけました。


そのまま無事に家に送り届けていただきました。


今回の大会に同行して感じたことは、

わかってはいたけど、アメリカのアイススレッジホッケーの底辺の広さ

選手たちから言わせると「国内大会がメインみたいな国際大会」の規模の大会が

マルボローのアリーナで展開されていた。


ちっちゃな子供から、ジュニアチーム、女子、代表引退した選手まで

いっしょになって試合が出来るだけのチーム数があるほど普及が進んでいる

とっても羨ましい限りの環境が整っていました。

日本もいつかあんな環境に出来る日が来るようにがんばりたいと思う・・・

４月６日 ニューヨークから成田へ

空港の出国の審査を終えて

免税店でチョコレートやいかにもニューヨークって

感じのメタリックな、動物のキーホルダーを買う



朝食は済ませてあったが、搭乗口付近のところに

パニーニの店があったので、メカニックＨと半分こにして

パニーニを食べる。トリノ以来のパニーニだ。

これが中々美味かった。


成田行きのＪＡＬ便に乗って少し立つと

早起きしたせいか、睡魔が・・・・

気付いたら機内食がパスされ

「睡眠中でしたので・お食事の方はお目覚めになったらご連絡ください」と

張り紙されていた・・・・

機内食のあと路線限定機内販売「森伊蔵」の販売だったのに・・・・

会社の人に頼まれていて売り切れで買えなかったトリノパラリンピック

今回こそは買えたら、買ってくると約束した・・・・・


ＣＡに食事を御願いした時に聞いたら

まだ、販売はされていなかったようだが

販売はビジネスのほうから順にだそうで

すぐとなりで、４～５人の会社関係の出張の

おじさんたちが買い占めようとしてるのが見えた。

一瞬ビジネスクラスに乗ってる監督に御願いしちゃおうかと

頭をよぎったけど・・・・なんとかこっちの方まで

回ってきたのでなんとか買えました。



今回のひとつの目的達成です。


そのうち、ハドソン湾上空で席の前のモニターに流氷が見えた

流氷もトリノパラの時のバルト海の流氷以来だなと思いつつ





トイレに行ったついでに窓から見える流氷を撮影してみました。

やっぱ北米の自然雄大っす。





機内のビデオ放映では「ライラの冒険～黄金の羅針盤」

ディズニー映画「恋に落ちて」などを見てました。

「ライラの冒険」エンディングの主題歌ケイト・ブッシュだった！！

懐かしい歌声っす。

４月６日 Ｊ・Ｆケネディー空港到着

空港に近づくに連れて



オールドアメリカンな建物が多かったのが



高層ビルが目立つようになってきて



空港のある島へ渡る橋を超えた辺りから



ニューヨークの摩天楼が見え始めてきました。



それでも、爆睡中のエンド選手



ご来光かと思いきや、ノリの頭でした。



ようやく無事空港に到着しました。

４月６日 落ちてきたエアコンのカバー

朝食を終えて、再び睡魔が訪れ

ハイウェーを走るバスの振動も伴って選手は爆睡中



しかし、その振動に伴って突然バコ！！っと

音がしてエアコンのカバーが落っこちて来て

メカニックＨの頭を直撃！


幸い怪我などは無かったがはなからビスが

止まってなかったように思えた・・・・

エアコンは剥き出し、運ちゃんは気に留めずに運転

これってアメリカチームの嫌がらせかあ？

うちの大事なメカニックに・・・・

４月６日 バホンの朝マック

マルボローのホテルを暗いうちに出発

目指すは、Ｊ・Ｆケネディー空港

気まぐれなアラームに１時間早く起こされ

バスの中はほとんどみんな、爆睡状態

監督と選手数名は、レンタルカーでの移動のため

朝食を途中で取れるところを見つけてもらうように

バスの運ちゃんに監督が話をつけてくれたとのこと

おいらも眠気に誘われてうとうと・・・・・

気がつけば明るくなって海が見えて来たり



何百台もの黄色いスクールバスが止まっている

光景が目に入ったりしながら

バスはとあるパーキングエリアに入った

やはり、アメリカといえばマクドナルド

朝食を取りたい選手だけバスから降りて店内へ





それぞれにメニューを中もして店内で食す






やっぱ朝マックは本場もんや・・・・土地も広いし



海が近いせいかカモメも飛んでいました。

４月６日 勝手に進んだアラーム

朝アラームで目が覚めて

腕時計を見るとまだ１時間早い

アラームの時間は、１時間前を指している


それでも、万が一のことを考えて荷物をまとめて

ロビーに下りてみると、何人かの選手と

スタッフが降りてきている・・・・

しかし、どうも様子がおかしい

みんな、アラームの時間が変だと言い出した。


とりあえず、チェックアウトは済ませて

Ｋさんがホテルの従業員にアラームのことを

聞いてもらった・・・・


その答えは・・・・なんと

アラームのサマータイムへの切り替えが

一斉に自動的に変わるのだが、

それがいつ変わるのかは

わからないのだが、

たまたま今日が変わる日だった

ということらしい

多分ホテルについて時刻合わせを

サマータイムに合わせた部屋の人たちの

アラームは勝手に時間が１時間進んだってことのようだ


そんな・・・・睡眠時間を返せ！！

いつ変わるかわからないなんてそんなアバウトな

よりによって最後の日に変わらなくても・・・・


だいこんくんがつぶやく・・・・・

「アメリカの時間は難しいなあ」

とりあえず・・・バスには全員間に合ってニューヨーク

向って出発となった。

４月５日 撤収！！！

リンクでの決勝の試合の撮影を終え機材を急いで撤収

会場では「フェアウェルパーティー」が

行われているらしかったが、日本チームは

すでに明朝４：３０集合でニューヨーク行きの予定

時間がすでに午後１０：００近くなのでシャトルバスで

ホテルへ直行することになっていた。


機材を抱えながらリンクを出ようとすると

アメリカチームのSALOMANEと目が合って

ハイタッチをして「See　you　agein！」と言うと

「えっ？もう帰っちゃうのかい？」って感じの顔をしていた。

今回はやられたけど、もう次はそうはいかんぞAlexi・・・・

日本戦で奮闘するこのウクライナ生まれの小僧、次こそ

なんとかしなけば・・・・・


急いでシャトルバスに乗ってみたものの

なかなか発車しないバス

ようやく発車してホテルに着くと１２時近く

夕食は食べてなかったので、レトルト粥を

コーヒーメーカーのお湯で温めて食べる

なかなかうまい・・・・・


それから慌てて荷造りを始めて、寝たのは午前１時近く

何故か部屋の時計のタイマーの時間が妙な表示なのが気になったが

そのまま就寝・・・・・

４月５日 世界選手権メダル授与式

アイススレッジホッケー世界選手権２００８大会の最終順位は

Ａプール
１位　カナダ
２位　ノルウェー
３位　アメリカ
４位　日本
５位　ドイツ
６位　イタリア
（スウェーデン、イギリスは不参加）

Ｂプール
１位　韓国
２位　チェコ
３位　エストニア
４位　ポーランド

となり、２００９年の世界選手権は

Ｂプールから韓国チェコが昇格、２０１０バンクーバーパラリンピックの

出場権を争うこととなりました。日本は２０００年の

ソルトレーク大会以来の４位という成績を収めました。

スウェーデン、イギリスＡプールから降格となりました。


カナダ－ノルウェー戦終了後、リンクで

上位３チームのメダル授与式が行われました





１位カナダチーム





２位ノルウェーチーム







３位アメリカチームから銅メダルの授与が





カナダ国旗を持ってウィニングランをするLOAD



バンクーバーパラリンピックに向けて

ＴＶ局がずっと帯同取材を続けています。





惜しくも２位となったノルウェーチームには

銀メダルが授与、今大会はスタッフにもメダルが授与されました。







優勝したカナダチームの国旗掲揚・国歌斉唱が行われました。





お互いの健闘を称えあうカナダ・ノルウェー両チーム



カナダ・アメリカチーム



スタンドの応援に挨拶するノルウェーチーム

４月５日 Aプール 決勝戦 カナダ－ノルウェー戦その６

４月５日第３試合Ａプール決勝戦

ノルウェー　０－１－１＝２
カナダ　　　 １－０－２＝３

得　点　　（カ）BRIDGES、DIXON、WESTLAKE　（ノ）ROYNE、HAGEN
アシスト　（カ）WESTLAKE、BOWDEN２、NICHOLSON（ノ）HAGEN,ROVELSTAD、PEDERSEN

優勢ながら、BRIDGESが退場したことで攻撃の歯車が

微妙に狂っていたカナダ、残り時間１０秒を切って

ほぼ、延長戦に突入するものと思われた。



しかし、ノルウェー陣内に攻め込みフォアチェックにいったBOWDEN



パックを奪い取り攻撃の態勢を

立て直し右サイドから回り込み



ゴール左サイドに走りこむ　WESTLAKEにラストパスを放った！！



パスはゴール前を固めるノルウェーディフェンス陣を

すり抜けてWESTLAKEへ・・・・必死に反応する

ノルウェーゴーリーJOHANSEN



しかしパックは無情にもゴールマウスに吸い込まれて

カナダが終了１０秒前で劇的な逆転ゴールを決めた。


フェイスオフをしてしばらくした瞬間に終了のブザーが鳴り

カナダの優勝が決まった。



ゴール前に集まって抱き合うカナダチーム



ゲームミスコンで退場していたBRIDGESも車椅子で駆けつけ



ゴール前で車椅子を放り出して抱きついていた。





終了直前の敗戦に呆然とするノルウェーチーム

４月５日 Aプール 決勝戦 カナダ－ノルウェー戦その５

１－１のまま最終第３ピリオドに突入した決勝戦

開始４０秒過ぎカナダ陣内に攻め込んだノルウェーは



ゴール前右サイドＤＦのPEDERSENがパックをキープし



カナダＤＦ陣をドリブルで引きつけて





左サイドゴール前に駆け込んできたHAGENにパスを通す



これをレシーブしたHAGENがシュート！！！



これが決まり２－１とノルウェーが逆転


しかしリードされたことによってカナダが必死の反撃を開始

６分過ぎパワープレーからノルウェー陣内



カナダＤＦDIXONが左手拾い上げたルーズパックを



右手に切り替えてシュートを放つ



これがクロスバー付近のネットを揺らし２－２の同点


その後も一進一退の攻防が続くがカナダが弱冠押し気味



１２分過ぎ頃、ノルウェーゴール前でパックをキープ

立ち上がろうとするＤＦのROVELSTADに

カナダWESTLAKEがフォアチェック！！　



そのままパックを奪い取ってシュート体勢に



ノルウェーゴーリーJOHANSENが必死の反応でシュートブロック



しかし、出たリバウンドにWESTLAKEが反応



必死に戻ったノルウェーＤＦが味方のJOHANSENに激突し

ゴーリークルーズ内で倒れるJOHANSEN


サブゴーリーを連れてきていないノルウェーとしては

試合放棄に為りかねない事態が発生

トレーナーの女性がゴール付近に飛んでいった。



幸いJOHANSENは無事に復帰し事なきを得た。

４月５日 Aプール 決勝戦 カナダ－ノルウェー戦 その４

第２ピリオド開始からノルウェーは６－４のパワープレー

しかも、カナダの第１セット中核を担うBRIDGESは

５分間のメジャーペナルティーで大きなチャンス



ノルウェーはこのチャンスを生かし開始２０秒過ぎ

PEDERSENが左サイドか相手陣内ブルーラインを

突破するを構えを見せカナダの守備陣を惹きつけ



そのままバックハンドでHARGENにパスし中央突破



HARAGENにカナダＤＦ陣がチェックに向うところを



併走して右側を走っていたROYNEにパスが出てシュート体勢に



これが決まって１－１の同点！！！


勢いづくノルウェーチーム

BRIDGESのペナルティーはメジャーペナルティーのため

まだ、６－５のパワープレーは続き

カナダは必死の防戦を試みて５分間を耐え凌いだ


しかし、５分のメジャーペナルティーが終わっても

リンクにBRIDGESの姿は無かった。


そこにノルウェーチームの応援席で観戦してた

イタリアチームのゴーリーがインターバルから戻ってきて

衝撃の情報をもたらした

「BRIDEGS　is　Game　out！Un　sportsmanship」

どうやら、BRIDEGSはゲームミスコンで退場のようだ

絶対的破壊力を持ったカナダの第１セットの一角が

退場では厳しい試合となるのは必死だ。




しかし第２ピリオド８分を過ぎた辺りカナダ第１フォワードが

反撃を開始、BOWDENがノルウェーブルーラインを突破し



左サイドを駆け上がりフェイスオフサークルを超える



マークについたノルウェーＤＦをかわして

逆サイドに飛び込んで来たWESTLAKEにパス



完全に逆を付かれたノルウェーゴーリーJohansen



このパスをWESTLAKEがバックハンドでシュート！！



しかし、わずかに方向がはずれてノーゴール




１２分過ぎにはパワープレーのカナダが

ノルウェー陣内深く攻め込みBOWDENが放ったシュートを

ノルウェーゴーリーがブロックしリバウンドがゴール前に






これを処理しようとしたJOHANSENとカナダ＃１２WESTLAKEが交錯

一瞬速くパックは倒れこんだJOHANSENが処理



パックを見失ったWESTLAKEがノルウェーゴーリーにチェック

に行こうとする。





これに怒ったノルウェー選手が殺到

レフェリーがこれを分けたが、

何故かさほどラフなプレーもしてないBJOERNSTADが

マイナーペナルティーで

上げられてしまい、

今度はカナダ６－４とパワープレーのチャンス




しかし１３分過ぎカナダのパワープレーを凌いでいたノルウェーが

カウンター、ＤＦのPEDERSENがルーズパックを拾い上げ

相手陣内ブルーラインを突破



必死で戻るカナダBOWDENがバックチェックに行くが

PEDERSENのパワーに飛ばされてしまう



しかし、このチェックでやや体勢を崩したPEDERSENが放ったシュートを

カナダゴーリー、ROZENがブロックしてパックはゴール裏へ

ピンチを切り抜けた。




さらに終了間際パワープレーで攻め込んだカナダBOWDENに

PEDERSENがハードなチェックで両者転倒！！！



パックはルーズパックとなって流れる



これをカナダＤＦのDIXONがキープし左サイドを

駆け上がって行く。



これをフェイスオフサークル付近で

また、逆サイドを走りこんで来たWESTLAKEにパス



これをジャストなタイミングでキャッチしシュート



しかし今回はこれを読んでいたJOHANSENが反応しファインセーブ

追加点は与えず試合は第３ピリオドへと縺れ込んだ

４月５日 Aプール 決勝戦 カナダ－ノルウェー戦その３

両チームフラストレーション気味の第１ピリオド終了直前、

ノルウェーブルーライン上右フェンス付近でのプレー



パックを追いかけるカナダBRIDGESにノルウェーPEDERSENが

ボディチェックに行く、前の試合では乱闘した因縁の２人



何気にPEDERSENがBRIDEGESの顔にパンチ入れて挑発



ピリオド終了のブザーが鳴り響くが、リンクは混戦状態



スレッジを漕ぎ出したPEDERSENだったが



背後から、BRIDGESの攻撃を受けて突然倒れたPEDERSEN



レフェリーにペナルティーを取られたBRIDGES

どうやら何かやらかしたらしい・・・・

４月５日 Aプール ファイナル カナダ－ノルウェー戦その２

前日の試合でカナダに１－５で大敗したノルウェーだったが

すでに試合途中でPEDERSENの帯氷時間を押さえるなど

今日の試合に満を持しての試合だった。


しかしながら、先制点を挙げたのはカナダだった。



７分過ぎノルウェー陣内ゴールライン右サイドから

立ち上がったWESTLAKEから



ゴール前に飛び込んだBRIDGESにパスが渡る



これをゴールクリーズ近くまで持ち込んだBRIDGES



ノルウェーＤＦのチェックを受けながらもシュート



これが決まりガッツポーズのBRIDGES




この一点を機に、試合はヒートアップしノルウェーゴール付近で

乱闘寸前の状況が発生レフェリーが割って入り事なきを得た



しかしながら第１ピリオド終了間際の１４分

ノルウェー陣内右サイドでノルウェーROVELSTADに

フォアチェックに行ったカナダMURRAY







フッキングでペナルティーを取られる。



しかし、ブルーライン付近ではノルウェーPEDERSENに対して

ROADが完全にエルボーをかましている



そのままPEDERSENは転倒！

だが、これはペナルティーは取られず！



ラインズマンどこ見てるんじゃい！

４月５日 Ａプール決勝戦 カナダ－ノルウェー その１

おみやげの買い物している間に

リンクでは決勝戦のカナダ・ノルウェー両チームがアップを開始



白のジャージのノルウェー、赤のジャージカナダ

何故か、パラフォトのもとさんも

ノルウェーの応援席に陣取って風船の飾りつけなどしてる。




昨日は大敗と言うか、今日の試合に備えて

試合を投げてしまったかのようなノルウェー



気合を入れ直して今日の試合に臨みます。



なんとなく、今日も荒れるかなって予感がしました。



アップ終了後両チームがベンチに入り



ファイナルの試合のイヴェントとして

来年Ａプールに上がって来るチェコのキャプテンが

始球式を行ないセンターサークルで

パックを落としました。

４月５日 大会記念Ｔシャツゲット

リンクのプロショップとは別に

大会の記念Ｔシャツを売ってましたので買いました。



シャツは自分で選べて、大会のマークなどを

お好みに合わせてその場でアイロンプリントしてくれます。



おいらが、買ったのはいかにもアメリカ

フラワームーブメントって感じのしぼりのＴシャツに

全面は大会ロゴ、後ろは参加各国の名前入り



両肩には大会小さいロゴマークとＵＳＡホッケーのマーク入りです。