駐日ウクライナ大使 大阪府市に東部の都市と
パートナーシップ協定結ぶよう要望
市議会でオンライン演説
ロシアの侵攻が続くウクライナの駐日大使が
大阪市議会でオンラインの演説を行い、
東部の都市とパートナーシップ協定を結ぶよう要望しました。
【コルスンスキー・駐日ウクライナ大使】
「ロシアがウクライナに対して侵攻を始めてから、
今日で32日目を迎えました」 「これは普通の戦争ではありません。
これは大量虐殺です。主に犠牲になっているのは、
女性、子ども、年寄りだからです」
28日、大阪市議会でオンラインで演説を行ったのは、
ウクライナのコルスンスキー駐日大使。
ウクライナの現状を伝え、大阪府と市が避難者の受け入れのため
住宅を確保していることなどに感謝を示しました。
その上でウクライナ東部の都市「ドニプロ」の市長には
来日した経験があることや、市役所には大阪で研修を受けた職員も
いることから、大阪府と大阪市に対し「ドニプロ」と
パートナーシップ協定を結んでほしいと訴えました。
【コルスンスキー・駐日ウクライナ大使】
「ドニプロとのパートナシップについて
具体的なご検討が可能であれば、ぜひお願いします。
その実現が可能になりましたら、
絶対大阪の皆様は後悔しないと信じている。
ご清聴ありがとう、オオキニ!」
【大阪市 松井一郎市長】 「我々、戦争の応援は出来ないけど、
復興の応援はしたい。パートナーシップ協定は結びたい」
パートナーシップ協定の具体的な内容はまだ決まっておらず、
松井市長は、どのような協力ができるかウクライナ側の意向を
確認するとしています。
カンテレ「報道ランナー」2022年3月28日放送
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