声高にスタイル…！自分をカテゴライズして、未来に置いてある可能性に期待しないこと。

アナタハナニモノデスカ？

自己紹介に苦労する生き方をしてきた。例えば、適当に…「バイク好きのコックさんです！」バイクは持っていないし、コックでもない。「旅好きの旅人です！」旅は好きだが、旅人では決してない。「ワサビ醤油好きのウズベク人です！」ワサビは好きだがウズベク人ではない、と思う。一応、訊いてみる。「日本人です！」日本で使う場合、周りが日本人だらけだから質問に答えていない。更には、馬鹿にされてる！と相手に不快感を持たれる、お、恐れもある。（←そんなにびびる必要はない）「貧乏なパンクロッカーです！」貧乏だけど、パンクはしてない。永遠に、する機会はないと思う。

僕は何者でもないし、何になりたくもないし、なれない気がする。

はっきり言えば、どんな風にもなれないだろう。

何かの呼称が付くと人間は安心する。フリーターとかがそうだし、アーティストなんかもそうだと思う。ニートという言葉ができてホッとした人も沢山居るはずだ。自分の生活、活動を総じた言葉ができる、安心する。呼称は勝手に散らばり、勝手に定着する。何も疲れることはない。

だから、そんな呼称が欲しい。安心したい！！

「変態です！」「大型複合商業施設です！」「何とかシンドロームです！」「温泉まんじゅうです！」「GIRIGIRIガールズです！」「FWです！」「ダンサーです！」「キッチン・ハイターです」とか、言いたい！

僕の周りは散らかり過ぎていて、どれを拾ったらいいのかが…ホントに分からない。拾える位に整理して、拾って相手に渡せる位の大きさになってから、自称することができるんだろう…。みんな、そうしているのだろう。整理下手だから、いけないのか？そうかも、しんない…。



いつの日か、こう言える日が来るといいなぁ…と思う。




「マッカーサーです！！」


勝手に、言ってろ。