米追加経済策をめぐる政権-民主党の協議、大統領および欧米でのコロナ状況-ワクチン開発に注目。 . . . 本文を読む
■ダウは反落(27682)。「大統領夫妻のコロナ感染で売り。追加経済対策期待から景気敏感株に買い。夫妻の症状は軽度で現段階では職務を継続、集会などの選挙活動は当面中止。朝方はハイテクやヘルスケア株の下げが目立った。アップル、MS、アマゾンは3%前後下げ。バイオ製薬のアムジェンは4%安。景気敏感株など割安株を買い、成長株を売る取引。売り一巡後は下げ渋り、与野党が協議中の追加経済対策の合意期待が高まり、景気敏感株が買い直された。ペロシ下院議長が2日、「(合意には)楽観している。何らかの道筋を見つけるのが我々の責任だ」。空運会社への政府支援延長で「合意が近い」とも発言。ダウ、キャタピラーなどが上昇。銀行株も底堅。9月米雇用統計でNFPRは前月比66万1千人増と市場予想(80万人増)を下回るも「雇用情勢の改善の遅れが経済対策の与野党合意を促す」、ナスダックは1万1075.02」
■原油は続落(37.05)「大統領コロナ陽性で売り、主要産油国の供給増を懸念する売りも、株安も重荷。一時は36.63。OPEC加盟国の9月の原油生産は3カ月連続増加との報道。ロシアなど非加盟カ国との協調減産は順守されているが、減産合意から除外のリビアやイラン、ベネズエラで増産」、●金は反落(1907.6)。
■米国債は下落(利回り上昇0.70%)「大統領コロナ陽性に債券は買い。追加経済対策期待に債券売り。2年物は0.13%」。
■日経平均先物夜間引けは、23190。
■(為替)105.12-105.39のレンジ、17時は105.35近辺。ユーロは1.1699-1.1734のレンジ、17時は123.45/1.1715近辺。 . . . 本文を読む
米中対立が深まるなか、菅政権は外交のかじ取りをどう進めるべきか。米国の知日派の重鎮である元米国務副長官(童子追記:2001-05ブッシュ共和党政権下)、リチャード・アーミテージ氏に聞いた。(--は記者の投げかけ、>>はアーミテージ氏。中略: 原文をお読みください)
――菅義偉首相は外交政策で安倍前政権の継承を掲げています。
>>「米国と日本にオーストラリア、インドを加えた4カ国の関係強化の継続を期待している。トランプ大統領が拒む自由主義陣営のリーダー役を果たそうと努めた安倍晋三首相の最大のレガシー(政治的功績)の一つだ。合同軍事演習などを通じて関係を深めれば、インド太平洋地域の安定につながる」
――トランプ政権は対中政策での協力で期待が大きいです。
――トランプ政権は対中包囲網の構築をめざしています。
――日韓関係の悪化も不安材料です。
>>「最悪の状態だが、必ずしも安倍前政権の責任ではないと考える。(両国が請求権問題の完全かつ最終的な解決を確かめた)1965年の日韓請求権協定、(安倍政権下で結んだ)2015年の従軍慰安婦合意から韓国が逃げたのが原因だ」「対北朝鮮政策の要である日米韓の連携を維持するため、日韓関係は良くなってほしい。ただ、米国がこの件で両国を教え諭すようなことはやるべきではない。菅首相は火にガソリンを注がず、冷静さを保ち、韓国に打開策を探らせればよい。韓国は日本と良好な関係を築くことが国益だと理解しなければいけない」
(*日経 記事より)
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