■入院しないので普通に生活ができる
自由診療で多いのは、歯のインプラント、変形性膝関節症の痛みを軽減するPRP治療、がんの放射線治療や免疫療法などだ。
がんにおける放射線治療(体幹部定位放射線治療)は、肺または肝がんが3個まで、大きさは5センチまで、骨やリンパ節転移がんは治療できないという国のガイドラインがある。それ以外のがんは、保険の範囲内だと打つ手ナシ。緩和治療で死を待つしかない。
がんの骨転移に対して治療効果が高いことがわかっていても、保険治療では体幹部定位放射線治療ができません。自由診療ならば、痛みの原因となるがんに、高精度放射線の『ピンポイント照射』を行うことで、がんを消失、苦痛を解消できます。入院しないので生活も普通にできます
高齢者は一度入院すると寝たきりになりやすい。入院を回避できるだけでも生活の質は向上します」
■自己責任のリスク、「混合診療」には要注意
最新マシンが自分の病状に合うとは限りません。自由診療は選択肢がいくらでもある。その分、自分も勉強して、見極めなければならない。
通常の保険診療と並行して自由診療を受診すると「混合診療」となり、これまで受けていた保険診療分も自由診療とみなされ、さかのぼって差額を国から請求されるケースもある。事前確認が必要だ。
高額の治療費は、民間の医療保険でカバーすればいい」と考える人もいるだろうが、アテが外れてしまうケースも。
「日帰り手術だと給付金が出ないケースや、先進医療特約をつけていても先進医療認定病院でないと給付対象外となるケースもある。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/157633
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