全国のがん患者団体が連携し、がん医療の向上を目指す一般社団法人・全国がん患者団体連合会が今月発足した。 同連合会が20日開いた記者会見で発表した。がん患者の声を政策に生かしてもらうための全国組織は初めてとみられる。
同連合会には、東京、大阪、愛媛、鹿児島などの16団体が加盟。今後は、各地のがん対策や患者支援の現状などを学ぶ「がん患者学会」(仮称)を毎年開催したり、患者や家族への全国調査の結果を白書にまとめて、国や自治体に提言したりすることなどを計画している。
がんの患者団体は、がんの種類や所在地ごとに個別に活動していることが多いが、地域や施設間のがん医療の格差など共通の課題もある。同連合会理事長の天野慎介さんは「居住する地域にかかわらず、がんになっても安心して暮らせる社会を実現したい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150521-00010002-yomidr-hlth
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