たかが親子されど親子、そして兄弟そして夫婦そして自分

いづみかほるの様々な想い(世のファミリーをテーマにエッセイ風に綴っています)

祖先に感謝する日

2021-08-16 09:16:15 | エッセイ風

8月16日は、私にとって複雑な日。
父の倒れた日母の死にかけた日祖父の亡くなった日
ですが、私たち夫婦の結婚記念日でもあるのです

母は、私たち夫婦が悪い日を良い日にしてくれたのだと言います。

42年前の今日、忙しかった私たち夫婦は、その日がどんな日と気づきもせず、何者かに引っ張られるように出張所に出向きました。

そして婚姻届を提出。その結果、悪かった日は良い日となったというわけです。
これにはきっと意味があるのだろうと、私はずっとそう思って生きているのです。

結婚42年目に突入!
ひたむきに淡々と生きる、ただそれだけですね。
母や父や祖父や祖母、果てしない祖先から今の自分の命がつながってきていること、子に孫にと更に続いていることをしみじみと感じるこの日です。

家族みなが元気に毎日を送れていること、それはあたりまえではなくそんな一日一日に感謝ですね。


気持ちを具体的に表現して伝えることが大切」

2021-01-12 19:29:09 | エッセイ風

  「わたしは家政婦じゃない!」って叫びたくなる瞬間を経験したことあるでしょうか。
   家族が自分を家政婦だなんて思ってないこと百も承知。
   なのにそういった心持ちを抱く時、それはきっと心が疲れている時。
   人間には心のバランスが必要で、それがうまく作動していない時そのような現象が
   起こりうるのです。
   そんな時はたまには叫んで良いように思います。
   けして叫んで発散できることでもなく、それによって家族に嫌な思いをさせて逆に
   落ち込み、さらに悲しい気持ちになったりもしがちですが、気持ちを表すことは
   大切だと思うのです。


   また、それはその周りにいる家族にも同じことが言えます。
   母や妻に有難いと思っている気持ちを、たまに具体的に表わすこともとても大切なこと
   と思えます。
   被害妄想的だ、母や妻に問題ありなどと感じていたら悲しいはなしです。
    人はけして完璧ではなく落ち込むことがありますね、でもなぐさめたり褒め合ったりして
   心のバランスを保っていくように思います。
   そのバランスを崩し過ぎてしまうことはよいことではありません。
    育児でも肯定した上で否定すべきは否定するが基本、それと同じですね。

  


果てしない祖先から今の自分の命がつながってきている

2020-08-24 07:55:37 | エッセイ風
「果てしない祖先から今の自分の命がつながってきている」
8月16日。
私にとってこの日ほど複雑な日は無いのです。
父の倒れた日、母の死にかけた日、祖父の亡くなった日。
ですが、私たち夫婦の結婚記念日でもあるのです。
母は、私たち夫婦が悪い日を良い日にしてくれたのだと言います。
41年前の8月16日、忙しかった私たち夫婦は、その日がどんな日と気づきもせず、何者かに引っ張られるように出張所に出向きました。
その結果、悪かった日は良い日となったというわけです。
これにはきっと意味があるのだろうと、私はずっとそう思って生きているのです。
そして……
今年の8月17日、母が逝きました。
良い日となった8月16日は避けてくれたんだと思えます。
ひたむきに淡々と生きる、ただそれだけですね。
母や父や祖父や祖母、果てしない祖先から今の自分の命がつながってきていることをしみじみと感じます。
家族みなが元気に毎日を送れていること、それはあたりまえではなくそんな一日一日に感謝ですね。
 
 
 
 
 

この星に生まれて同じ今を生きてる

2020-05-27 11:35:36 | エッセイ風

この星に生まれて同じ今を生きてる

♪この星に生まれて 同じ今を生きている

新型コロナウィルスがこの地球上に広がっている今。

この今をたまたま生きている者同士

国や人を責めたり傷つけたりなどせずに

ささえあい寄りそっていきていきたいものですね。

メルヘン・ミュージック・シアター日本芸術企画

http://henmeru.com 0422-76-2417 主宰 いづみかほる

 


「大切なことは親の心が子にちゃんと向いているかってこと」

2019-12-02 14:43:25 | エッセイ風

「大切なことは親の心が子にちゃんと向いているかってこと」
   子育てで大切なことって

   親の心が子にちゃんと向いているかってことなんじゃないかなあって思うんですよ。

   私は忙しい母に育てられ、学校から帰っても母は仕事ですからいませんでした。

   でも母はいつも自分を見ていて感じていて気にしていてくれていました

   それがわかっていましたから母への愛情を感じ感謝もして育ちました。

   ずっと子どものそばにいても心がどこかに向いていたら

   それはそばにいることにはなりませんよね。

   子どもはデリケートで、親の心の方向などすぐに見抜いてしまうのです。

   大切なのは親は子どもの心にずっと寄り添っていること。

   そんな風に思うんですよ。

 



親子で楽しむこと

2019-11-09 10:39:37 | エッセイ風

親子で鑑賞会

「とびだせ!おと(音)もだちランド」脚本構成演出 いづみかほる

おとなたちが笑うと子どもたちも笑います。

子どもたちが笑うとおとなたちも笑います。

笑うことで人は和みます。

笑うってほんとにしあわせ気分にさせてくれます。

 


親のおもい子のおもい孫のおもい

2019-05-05 18:49:21 | エッセイ風

今から33年前、役者をやっていた夫が2度の手術を終えて舞台に復帰した。

3才の息子にどうしても舞台の自分をみせたかった夫。

終演後の満足そうな表情がよみがえる。

月日が経ち36才になった息子も役者になり

今日は11カ月の孫が息子の舞台を目を輝かせて観ていた。

孫の初節句にひとり物思いにふける自分であった。






 

 


「大切なことは親の心が子にちゃんと向いているかってこと」

2019-04-28 09:53:41 | エッセイ風

「大切なことは親の心が子にちゃんと向いているかってこと」
   子育てで大切なことって

   親の心が子にちゃんと向いているかってことなんじゃないかなあって思うんですよ。

   私は忙しい母に育てられ、学校から帰っても母は仕事ですからいませんでした。

   でも母はいつも自分を見ていて感じていて気にしていてくれていました

   それがわかっていましたから母への愛情を感じ感謝もして育ちました。

   ずっと子どものそばにいても心がどこかに向いていたら

   それはそばにいることにはなりませんよね。

   子どもはデリケートで、親の心の方向などすぐに見抜いてしまうのです。

   大切なのは親は子どもの心にずっと寄り添っていること。

   そんな風に思うんですよ。

        

 
   


8月16日は大切な日

2018-08-16 10:31:00 | エッセイ風

今日は8月16日
私にとってこの日ほど複雑な日は無いのです。
父の倒れた日母の死にかけた日祖父の亡くなった日
ですが、私たち夫婦の結婚記念日でもあるのです
母は、私たち夫婦が悪い日を良い日にしてくれたのだと言います。

39年前の今日、忙しかった私たち夫婦は、その日がどんな日と気づきもせず、何者かに引っ張られるように出張所に出向きました。

その結果、悪かった日は良い日となったというわけです。
これにはきっと意味があるのだろうと、私はずっとそう思って生きているのです。

ひたむきに淡々と生きる、ただそれだけですね。
母や父や祖父や祖母、果てしない祖先から今の自分の命がつながってきていることをしみじみと感じるこの日です。


命のつながりは奇蹟

2018-08-16 10:01:34 | エッセイ風

http://www.sankei.com/reg…/news/150721/rgn1507210014-n1.html

終戦の年の6月19日深夜から20日にかけての静岡大空襲。
母はそこにいた。

米軍は、静岡市の戦闘機のプロペラなどを製造する軍需工場を標的に大規模な空襲を展開……

焼夷弾は13,211発、死者1,952名余、負傷者5,000名余、焼失戸数26,891戸

学徒勤労として送られ軍需工場で働いていた少女たち。
当時15歳だった母はその中のひとり。

必死に火をまたいで逃げたこと。
防空壕の中の煙が苦しかったこと。
安倍川で遺体の焼くにおいの凄かったこと。

やっと生き延びた母、数日後やっとの思いで実家に着く。
全滅と聞かされあきらめていた祖母、目の前の母を幽霊を見るような目で見ながら存在を確かめ体を崩して泣いた、母も泣いた。

そんな話を少し呆けはじめた母が何度もしてくれる。


母の命があったから私がいる、息子もいる。そして、孫もいる。

命のつながりは奇蹟であるように思う。