たかが親子されど親子、そして兄弟そして夫婦そして自分

いづみかほるの様々な想い(世のファミリーをテーマにエッセイ風に綴っています)

親の苦悩 子の苦悩

2009-03-26 23:46:40 | エッセイ風
我子がまだ幼い時期には、事細やかに世話をやくことが親の務め
でも我子がある年令や立場になってきたら、ひたすら見守るしかない
本人自身で解決しなければならない時や事柄は必ずあるのだから
親は、あくまで解決の糸口やヒントやアドバイスを伝えることで充分なのです

いくつになっても子は子、親は親。
親を頼りにすることはけっこう、何でも話せることは良いこと、親としては嬉しいものです
でも子は親を必要以上に頼りにせず、親も必要以上に腕を広げず、子もプライドを持たなくてはね、親も子のプライドを尊重しなくてはね

親も苦悩し子も苦悩しながらお互いが成長するのです。
やがて、ある時期になると今度は親が子を頼りにするようになる。
お互いそのタイミングがうまい具合にいくようになった時こそ、本当に親も子も自立したといえるのかもしれない

でも……でもね、我子がどうしてもどうしてもど~してもにっちもさっちもいかない程傷ついている姿を見た時、そんな時には親は大きく腕を広げて何の迷いもなく子を受け止める……ものでもあるのです


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おとぼけ夫婦の会話

2009-03-22 00:07:07 | エッセイ風

スピード離婚か?!
と騒がれている今話題のおふたりについてのおとぼけ夫婦の会話

妻「噂によると夫も入れない部屋があるらしいわよ
夫「ふ~ん
妻「どういうことかしらね?
夫「その部屋は!実は!はたおり部屋だったんじゃないか
妻「なるほど!
夫「覗いてはいけないと言われていた部屋を彼は覗いてしまった!そこにははたを織る鶴の姿
妻「彼女は鶴だったってわけね!
夫「そのとおり]
妻「あれだけ約束したのにあなたは覗いてしまいました……わたしの正体を見られたからには、もう夫婦でいるわけにはまいりません……ってことね
夫「そのとおり!知られた以上はさよならをするしかないわけだよね~」
妻「なるほどなるほど~」

深く納得するおとぼけ夫婦であった


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夫婦の踏ん張りどころ 永遠の愛を誓うって……

2009-03-19 07:38:17 | エッセイ風

某有名なカップルが離婚
結婚式ってなんだろう?
永遠の愛を誓う儀式だったはず
永遠の愛を誓うって意味あるの?
簡単に誓っちゃいけないかも~
そして永遠に愛を誓ったからには踏ん張らなくちゃね~
どんだけ踏ん張ったか……
もちろん踏ん張ったんでしょうけど……
夫婦はしょせん血がつながっていない他人、育った環境も違う、ぶつかるのはあたりまえ
ぶつかったらそれを解決できるための努力を共にすることが大切、でも理屈上はわかっていても感情がついていかないってことかもね~
人は妻や夫であると同時に、一人の人間として毎日の日々のなか辛いことをたくさん抱える場合もある
そんな精神状態のときにこそ、どれだけ踏ん張れるか
辛い時こそ相手のことを思い、共に努力することができるか
それを幾たびも乗り越えてこそ深く結び付けられ、次のステップへ進むんだろうな~それが夫婦というもの
夫婦は相手に要求することではなくて、相手を受け止めることが大切なんだろうな~

そういえば、今年結婚30周年だ~

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払えない?払わない?

2009-03-17 09:23:39 | エッセイ風
給食費が払えない?払わない?よくそういった話を聞きます
学校には学業以外の多くの行事がありますよね、遠足、運動会、野外活動もあるし、又我々が長年関わらせて頂いている鑑賞教室もそうですし、そして給食もそのひとつです。
それらすべてがその子らの重要な経験、情操教育やコミュニケーション向上や食の教育等いろいろと感じる機会がそこにはあります。
しかしながらそれに納得できず、払わないというおやごさんのお気持ち、理解しにくいな~、たとえ家計的にやむを得ず払えないということであっても、なんとか他にかける金をそこに回す工夫ができるだろうにな~
意識の問題なんだろうな~
結局いちばん悲しい思いをするのは子供なんだけどな~
どういった親であるべきかなんて、議論するまでもないですよね
子は親の背中をじっとみてる、親は自尊心ってのをしっかり持ってなくっちゃね~
でも、そんな心の余裕もない毎日をおくらざるを得ないおやごさんであったらそれも悲しい世の中です


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いちばん大切なのは家族

2009-03-14 17:54:55 | エッセイ風
北と南両国家に翻弄され続け、苦悩を重ねてきた金賢姫元工作員の人生を思うと悲しい
当然彼女は、大韓航空機事件で多くの命を失わせた実行犯加害者であり、一生懺悔し続け罪を償うべき人間であるのだが、あまりに彼女をとりまいていた前政権の人間たちがおぞましい

今、二児の母親になった彼女の行き着いたこと。
この世の何が大切かという結論、それは家族、家庭なのだということだった
純粋に家族のしあわせを思う気持ち、これこそがこの世でいちばんに大切なことだったということ、それを改めて確信したのだ。
親を思う気持ち、子を思う気持ち、ただ無事を祈る気持ち


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理屈じゃない

2009-03-11 11:49:22 | エッセイ風
拉致被害者のご家族、金賢姫元工作員と面接
親子が引き離されるという悲しく切ない現実を、金賢姫元死刑囚は親になられた今、初めて理屈抜きに感じられたのではないでしょうか
感じるということ、理屈抜きで感じるということ、それが人としてのまずはいちばん大切にしなくてはいけないこと
道理も必要、知識も必要、でもいちばん大切なことは感じること


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