40数年前に静岡県周智郡森町城下という町の裏庭で生まれた僕
その家のご主人が亡くなり、一家は浜松市新津町という町に僕を連れて引越した
ところがその家はアパートで庭がない
でも奥様は僕を捨てなかった
置かせてもらっていた洗濯機の隅っこの土で僕を育ててくれた
その数年後、今度は奥様の再就職とお嬢様の進学の都合で又引越しだ
今度も奥様は僕を一緒に連れて行ってくれた
長屋で庭もちょっぴりある、そこで僕は再び育ててもらえた
それから数年経ちお嬢様が上京しそして結婚した
すると僕の一部分は、奥様から宅急便でお嬢様お住まいの東京都三鷹市に運ばれた
お嬢様の家は見晴らしのいいベランダがある
僕はそこで今日も生き続けている
気付くともう40年以上だ
静岡県周智郡森町浜松市新津町浜松市和地山東京都三鷹市と引っ越しながら生き続けている。
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妻が、自分の関連している某協会の会談記事を、声を出して読んでいた。
時折
「そうだよね?」
とか
「なるほどね」
とか言うと
「うんうん」
っという夫からの返事。
ずいぶんながい会談、まだ終わらない。
気付くと向かい側のソファーにいる夫が妙に静かだ。
よくよく見ると、夫は大きな口をあけて寝入っていた。
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「そうだよね?」
とか
「なるほどね」
とか言うと
「うんうん」
っという夫からの返事。
ずいぶんながい会談、まだ終わらない。
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よくよく見ると、夫は大きな口をあけて寝入っていた。
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妻のいびきは凄い
夫が
「久々に凄かったな~」
っと面白そうに言う
妻は
「ごめんね」
っと笑っちゃいながら言う
すると夫は
「大丈夫大丈夫、布かぶせたから」
っと愉快そうに言う
「布?」
妻が聞くと
「うん、顔の上にフワフワとね、すると一瞬いびきが止まる」
っと夫
そして立て続けに
「それがぬれた和紙だったら息が止まる」
「え~!?」
妻は爆笑した
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夫が
「久々に凄かったな~」
っと面白そうに言う
妻は
「ごめんね」
っと笑っちゃいながら言う
すると夫は
「大丈夫大丈夫、布かぶせたから」
っと愉快そうに言う
「布?」
妻が聞くと
「うん、顔の上にフワフワとね、すると一瞬いびきが止まる」
っと夫
そして立て続けに
「それがぬれた和紙だったら息が止まる」
「え~!?」
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親に心配をかけてると思う時、そんな時の子供の気持ちはたまらなく切ないものです。
でも、そんな時親は、子のその気持ちは察することはできないのです。
只々子を心配することで心がいっぱいだからです。
それもこれも親が子を子が親を思い合っているからです。
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でも、そんな時親は、子のその気持ちは察することはできないのです。
只々子を心配することで心がいっぱいだからです。
それもこれも親が子を子が親を思い合っているからです。
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一般的に、自分のものごごろのつく前の親の人生を、子はあまり知る機会がないことが多い。
親にも自分と同じように子供時代があり、思春期がある。
又自分と同じように、友達に悩み、恋愛に悩み、仕事に悩んだ人生を送っている。
私は8才で父を失いましたが、父の日記を読んでは父の人生を受け止めています。
日記の中身はびっくりすることが沢山あります。
結婚前の父の悩みとか仕事の悩みとかいっぱい記されています。
それはまさしく、自分がたまに陥る気持ちと同じだったりするのです。
父も同じことで悩んだり、時には喜びしあわせ感をかみしめたりしていたということにホッとするのです。
私は私ですが、私はこの父の中から生まれた命、続いている命続いている魂なんだなとつくづく思うわけです。
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親にも自分と同じように子供時代があり、思春期がある。
又自分と同じように、友達に悩み、恋愛に悩み、仕事に悩んだ人生を送っている。
私は8才で父を失いましたが、父の日記を読んでは父の人生を受け止めています。
日記の中身はびっくりすることが沢山あります。
結婚前の父の悩みとか仕事の悩みとかいっぱい記されています。
それはまさしく、自分がたまに陥る気持ちと同じだったりするのです。
父も同じことで悩んだり、時には喜びしあわせ感をかみしめたりしていたということにホッとするのです。
私は私ですが、私はこの父の中から生まれた命、続いている命続いている魂なんだなとつくづく思うわけです。
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朝出かける夫に
「頑張ってね」っと言うと
夫が「お~」
っと言うので
「何を頑張るの?」
と聞くと
「今日一日を生き抜くこと」
っと返ってきた
妻は
(うん、今日一日を懸命に生きよう)
っと思ったのでした。
気付くと妻は、夫を励まそうとして逆に励まされたのでした
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夫が「お~」
っと言うので
「何を頑張るの?」
と聞くと
「今日一日を生き抜くこと」
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妻は
(うん、今日一日を懸命に生きよう)
っと思ったのでした。
気付くと妻は、夫を励まそうとして逆に励まされたのでした
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