たかが親子されど親子、そして兄弟そして夫婦そして自分

いづみかほるの様々な想い(世のファミリーをテーマにエッセイ風に綴っています)

永遠の親子キャッチボール

2006-03-29 13:28:34 | エッセイ風
 子は容赦なく親にむちゃくちゃなボールを投げつけてくる、親はどんな強いボールだろうが乱れボールだろうが受けて立ち、グローブがボロボロになっても子の投げるボールを懸命に受け続ける。
 しばらくすると子は、親がかつてのように簡単に自分の投げるボールを受けられないことに気付く、親もどんなに必死になっても受けることの出来ない自分に気付き、又同時に子に手加減をしてもらいたいと感じている自分にも気付く。その様子を感じ取った子はやがて親にいたわりの気持ちを抱き始め、同じくその様子を感じ取った親は子に寂しさと成長した嬉しさを同時に感じるのです。
 そういった感情の繰り返しが、親と子を成長させてゆくのであろう。


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愛する者の死

2006-03-23 20:39:40 | エッセイ風
愛する人、親であったり子であったり妻や夫或いは恋人であったりの死に直面した時、誰しも大きな悲しみでやるせない気持ちになる。
でも、この世を去った愛する者たちは死によって全く時限の違う空間の中に存在する魂に戻り、残された我々の傍で寄り添い見守り続けているのです。むしろ、魂になったことでよりいっそう近い存在になるのです、亡き父と兄を常にそう感じているわたくしめのひとりごとでした~!!

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