親はどんな時でも子を思い続けている
大雨ならば濡れてやしないか
強風なら吹き飛ばされてやしないか
電車や飛行機の事故があれば遭遇してやしないか
寒い日であれば風邪をひいてやしないか
たちの悪い病気がはやっていればうつってたりはしてないか
などなど
親は自分よりまず我子の無事を祈るのです
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私の幼馴染のお母さんが、ご主人の後追い自殺をしたのだという母からの電話。
私と同い年の子供は当然巣立っており、夫婦二人仲良く暮らしていたがご主人が病死、その悲しみにどうしても耐えられなくて、あとを追ってしまったらしい。
そのご夫婦は本当に仲が良く、幼なかった私の目にも、いつでもおふたりが笑っていたことを思い出される。
私の父は8歳の私と12歳の兄を残してこの世を去ってしまった。
二人の子供を残された母に周りの人は
「子供たちがいてよかったね~」
っと言ったそうだ。
「この時には、子供を抱えて生きることがどうしてよいのか?っと思ったけど、確かに悲しむ暇もなく必死であんた達を育てることが生きる力になったのだから今はその言葉の意味がわかるよ、子供たちがいなかったら悲しみに耐えられない」
っと電話の母が言った。
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