自滅の刃とは、自民党が自らを滅ぼす刃のことである。
そして日本の衰滅に拍車をかける「刃」のことである。
象徴的なのは、この代表的な二人によってもたらされる作為、不作為、優柔不断の「刃」であろう。それは日本を衰滅に向かわせる「刃」だろう。
二階派からは秋元司、吉川貴盛、河井案狸など、不祥事議員が続々出ているが、当然理由があろう。
河井案狸の選挙に、突出した一億五千万円の選挙資金を回すよう手配したのは二階だろう。
二階は安倍総理辞任を受けて、政治空白を避けるため全国党員による総裁選投票は行わず、両院総会で決めるとした。そして菅に「あんたしかないだろう」と言ったのだ。こうしてほとんどの派閥が菅に雪崩をうち、彼が圧勝した。
すると二階は「(新政権の支持率が高い今なら)いつでも衆院選の準備はできている」と言い放ち、野党を牽制した。衆院選のほうが政治空白を招くだろう。ふざけた奴だ。
二階は全国旅行業界の会長でもある。
菅は安倍政権時代から GO TOトラベルの旗振り役だった。当然「人流」を抑えることに二の足を踏む。こうして専門家の意見にはろくに耳も貸さず、新型コロナ禍第三波対策は著しくスピード感を失した。大失政である。
菅は総務相時代から放送局の許認可権をちらつかせてテレビ局を恫喝し、NHKやテレ朝などに圧力をかけた。彼の官房長時代からの本質は(つまり安倍政権の本質)は「公安警察」体質なのである。公安警察体質とは、盗聴もピッキングによる侵入も自在な「超法規」の違法捜査手法の思想警察的体質のことである。学術会議の6人の任命拒否も、彼らが政権の政策を批判したからである。
官房長官は官房機密費を自由に使えるらしい。こうして官房機密費をふんだんに使って、全政治家の弱味をつかみ、政敵をつぶしてきたのだろう。つまりプチ「ジョゼフ・フーシェ」と言えるだろう。かのナポレオン1世は、警察大臣・警視庁のトップに据えたジョゼフ・フーシェを、最も恐れたという。
こんな奴らが日本の衰滅に拍車をかける。菅も二階も早く消え失せろ。
愚図、優柔不断、だらだら、不徹底、スピード感ゼロ。大失政だ。
素早いのは緊急事態宣言「解除」だけ。大失政だ。
また専門家の10日間では短すぎるという意見を無視。
不徹底なので、また二度三度と「発出」の繰り返しか。
ワクチンも治療薬の承認も、その邪魔をしているのは「緊急」の意味を無視する厚労省だろう。無能。日本が開発中のワクチンが承認されるのは、来年の暮れだという。これも政治の無策だ。
新型コロナワクチンも治療薬も「緊急事態」の素早い承認を‼️
東京都が「緊急事態宣言」発出を要請する以前、専門家は「緊急事態宣言を日本全国に発出すべきだ」と進言していた。しかし政府はこれを無視。結局さみだれ式のグズグズノロノロ発出。無能‼️
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