雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

小黒哲也さんの書展

2023-02-25 00:20:19 | 書展




小黒哲也さんの正月恒例の個展


今年から土日祝限定に








こう言っちゃなんだが


この新潟の田舎で


これだけの作品展が見られるということを


素直に喜びたい






🆙が遅くなったが


2月26日(日)まで


雪も落ち着いて道路は問題ない


是非お運びください









あるひとつのカタチ 木原光威個展のご案内

2022-09-10 22:42:57 | 書展





5月に引き続いて個展をいたします

DMの作品は「箱」

ケーキの箱の展開図がモチーフです

ケーキが食べたくて早く開けなきゃ

箱をまた使うことなど考えず

乱暴に開けてしまうのがいつものこと

その残骸がこの作品です

このケーキの箱に限らず

元に戻らないものが我々の周囲にたくさんあるということを

承知しておくべきだと思うのです






第15回解衣社展 同時開催 坂井真知子展

2022-05-25 22:59:27 | 書展



ようやくこの4月から新潟県民会館がリニューアルオープンをしたので

解衣社展も昨年までのりゅーとぴあギャラリーから

県民会館に戻ってきた

しかも3階ギャラリーABフロアーを使っての大規模展示だ

とはいえ

ここのところの解衣社は一点大作の発表がメインであったから

会場がどこでも

圧倒する迫力と6人の発信力で

狭い場所じゃない限り、どこでも一緒、場所は選ばないという感覚は持っている

あくまで個人の感想だけど・・・








今回も図録を作成

その中で角田勝久氏が

5回、10回と区切りの時にメンバーが退会しているから

15回でも誰かが辞めるのかとメンバーの一人が呟いた

といったことを書いている

グループ展というのは難しいところがあって

仲がいいだけじゃ続かない

強力な続けていく理由、辞めない理由がなければ

解散していくというのが大体のパターン

※これはあくまで個人の感想だけど・・・

ところが解衣社は15回展

これはすごいことだと思う





一緒にやって

来年もこんな感じかなと思えば「なぁ~だ」ということになるだろう

解衣社のメンバーは

そんなことがないんじゃなかろうか

6人それぞれまだまだ底知れないものを持っていて

もう少しわかってから

もう少し感じてから

そう思いながらきっと20回まで行くのだろうな










今回の特別陳列は

「没後九十五年 呉昌碩とその交友」

更に昨年の小黒哲也展に続いて

今回は坂井真知子展

6人誰がやっても主役を張れる凄味を解衣社は持っているから

それもまた 強力な続けていく理由、辞めない理由なのだろうな

因みに坂井真知子展では調和体の作品が一番感じるものがあった

これまたまったくの個人の感想だけど・・・


令和4年5月20日~22日
新潟県民会館3階ギャラリー