雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

ひとつもいでごはんにしやう

2013-07-12 19:49:15 | 作品






隣の田んぼが青々としてきて美しいです。




窓を開けておくと

この田んぼを通って

風が入ってきます。




「田んぼを通って」風がやってくるのが

目でわかります。




稲を撫でるように風が吹くと

陰影で風が通った道がわかるのです。




まるで生き物が歩いてくるよう。




まだ梅雨が明けきらず

じめじめした日が続いていますが

時折吹く爽やかな風が

本当に気持ちいいんです。








「ひとつもいでごはんにしやう」 山頭火



さがし物をしていて出てきたいたずら書き。















新潟県書道協会会員展のご案内

2013-07-11 19:10:59 | 書展






新潟県書道協会会員展のご案内です。


日時は

7月19日(金)~7月22日(月)

午前9時から午後5時まで(最終日は3時終了)

場所は

新潟県民会館3階ギャラリーA・B





「もりもり・・・」の作品を出品いたします。

実物はどんな感じか確認していただけたら幸です。



また、7月21日(日)には「漢字仮名交じり」「仮名」「漢字・篆刻・刻字」の三つに分けて

作品鑑賞会を行います。

私は「漢字仮名交じり」を担当します。

こちらもよろしかったら。









ひと息ついて

2013-07-07 22:40:22 | 作品





「シャツ雑草にぶっかけておく」栗林一石路句





県書協展の作品が決定。


みなさまのお陰です。


ついでに現日の作品も決めてしまいました。


もう郵送準備もやってしまったので(梱包済みのため)写真ありません。


申し訳ありません。


調子に乗ってやってしまいました。


先日チラッとブログに載せましたが


あんな感じで淡墨にしました。


後日、現日展会場風景とともにブログ上に載せますので


その時にご覧ください。






作品が仕上がったら


少し気が楽に。


ひと息つきながら


太空誌の調和体参考作品用にいたずらしました。


3点ほどですが、どうぞ。






「咳をしてもひとり」 尾崎放哉句






「梅が香にのっと日の出る山路かな」 松尾芭蕉句


















もりもり・・・山頭火・・・【1】~【3】

2013-07-05 19:03:55 | 作品





「もりもりもりあがる雲へ歩む」山頭火・・・【1】




新潟県書道協会展の作品を仕上げています。



来週はじめには表具店に持ち込みたい。



候補が三点あるのですが



皆さんならどれですか?








「もりもりもりあがる雲へ歩む」山頭火・・・【2】







「もりもりもりあがる雲へ歩む」山頭火・・・【3】




たいしてかわり映えしませんが


それでも本人には細かいこだわりがありまして。





現日展の締め切りも迫ってますが


やっぱり一度にやり切れず


今日明日で県書協を決めてしまって


それから現日展に集中しようと企んでいます。







今日は雨が降ったり止んだり。


なおかつ気温は上がって、一日中ジトッと湿度の高い日でした。




だから贅沢にも今日はエアコンをフル稼働。(ドライで)


作品がすぐ乾きます。


狭い部屋ですから、乾くのを待って次を書く身にはありがたいのです。




今晩、また書きます・・・。









7月は忙しい 2

2013-07-01 21:22:06 | 作品





「セロ弾けば月の光のうづたかし」

       ・・・季節外れですみません・・・




今日も暑かった。


エコを考えて


エアコンをつけず


窓を全開にして仕事をしました。


午前中早い時間ははなんとか頑張り


途中でTシャツが汗で気持ち悪いほどになったので


着替えを兼ねて休憩。


すると窓の外から市役所の連絡放送の声が聞こえてきました。





「熱中症にお気をつけください!無理な外出は控えて、水分をこまめに補給しましょう!!」




家にいても熱中症になるかも・・・。


競書誌「太空」の規定課題と調和体の選評を書いていましたが


いっきに気持ちが萎えて、原稿は後回しになったのでした。








7月はいそがしい・・・。