日々の移ろい

物忘れ外来受診

明らかに 認知症 と、分かっていても


認知症の、確定診断を未だ受けていない母。

老健に申込みをする前に、

受診して来てください と言われ


たまたま午前一枠空いていたから、予約を入れて、

ショートにいる母を迎えに行く。

何処かへお出かけ?
と、心なしか嬉しそうな表情に、

母から、何を言われるか、と
緊張して行った私は 拍子抜け。

施設に入る段階になって、

やっと受診する私達の様な家族が多いと

医師から聞いた。

11時の予約だったが、

私から話しただけで、

午後2時MRIを撮りましょう。

と、なり、2時間待たねばならず、

母の好きな廻るお寿司屋さんへ連れて行き、

いいの?と、喜びながら、
まくろのみ 7貫食べた。

時間を潰すのも、母と普通の会話ができれば楽しいけれど、
「赤ちゃんのママ(娘:教師)は、学校は始まったか?」

を繰り返し尋ねる母との会話のキャッチボールは 望めない。

我慢強く 1時間半 ロビーで待ち


「こんなに待たして、お客さんこんはずやわ」と、プリプリ怒り出し、

廊下を通る看護師さんに、「まだかね、待たせてー」と、食ってかかりだしそうに、、

我慢は出来なくなっています。

やっと 検査を終え 出てきた母は、

「こんな怖いもん、死ぬかと おもたわ」と 感想。

「2度としたないわ」

はい、ご苦労さまでした。


会計を待つ間にも、

大きな声で 隣の人に、
「もう、2度と来たないわ」

それでも もう一度 3月2日に、認知症機能検査が待っているんですけど。

そして、翌3日は私一人で結果説明。

「トイレ」と言う母に、
え?、さっき行ったばかりなんですけど、
と言うと、

「それなら、あんたんとこまで我慢するわ」

え?!ショートスティ施設へ戻りますよ。

今朝 そう説明したけど 覚えてないよね?!


母を車に乗せ、

施設到着、

母のお気に入りの男性職員さんの顔が見えて、

「怖かったわ」と、言いながら 入って行ってくれました。

あーー、疲れた。

母との受診は、いつもこうです。


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